時計の汚れ、今年のうちに簡単大掃除。時計の手入れ方法。

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ウォッチバイヤー 専務こと合田圭四郎です。
Thank you for watching.

今週の時計に関する日曜日勉強会は

時計の汚れ、今年のうちに簡単大掃除。時計の手入れ方法。

今回の動画は、「誰でもできる時計のお掃除」。
年末も差し迫ってきたので時計も大掃除を、ということで今回は身近な物を使って誰でも簡単に出来るメンテナンス方法というのをご紹介させていただきます。

腕時計の掃除はおろそかになりがち?

時計を毎日着用しているとついおろそかになってしまいがちなお掃除、メンテナンス。

こまめに拭き取ったりとメンテナンスされる方はいいんですけれども、大体の方は時計を着けたまま毎日着用していると、徐々に変化する汚れに気付かないんです。

なので放置してしまいがちなんですけれども、放置してしまうとシミやサビなど、後々取り返しのつかない汚れにつながってしまいます。

その汚れを、年末大掃除の機会というのを兼ねて、時計をメンテナンスできればと思い今回の動画を撮らせていただくこととなりました。

どんなに良い時計を着用していても、すごく汚れていたり、革ベルトが匂う
ほどのレベルであると、その魅力はほとんどの人に伝わりません。

やはりきちんとケアしてこそ良い時計とも言えるので、時計のケアをきちんとしておきましょう。

ということで、今回は身の回りにある、簡単に手に入りやすいものを使った時計のメンテナンスというものをご紹介していきたいと思います。

簡単!身近なもので時計のお掃除(防水時計編)

時計の汚れ、今年のうちに簡単大掃除。時計の手入れ方法。 – YouTube

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今回ご用意したものがこちら、まずは水を張った洗面器、歯ブラシ、ツールナイフ(カッターナイフでも良い)、そしてバネ棒外し。

今回出てくる時計の専門工具はこれだけです。
あとは爪楊枝、綿棒、ティッシュになります。こちらを使ってメンテナンスをしていきたいと思います。

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時計といえども様々あるんですけれども、今回最初に洗うのはこちらブレスレットの防水時計になります。

ここで必要なものは洗面器、つまようじ、あとは歯ブラシです。
ここでまず確認しなければならないことが防水性能です。20気圧防水以上のものであるかをまず確認する必要があります。
10気圧防水の場合はやらないでください。

この時計は20気圧防水なのでそのまま水に着用してもOKなんですけれども、その前にどれほど汚れているかを確認しましょう。

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僕は割と時計をこまめに洗うほうではありますが、それでも汚れがこびりついています。
知らぬ間に汚れというものはこういう風に発生するんですけれども、水にまずつけます。
一番このタイプが簡単なんですけれども、歯ブラシを使って磨いていきます。

歯磨きのような感じで磨いていくわけなんですけれども、隙間を磨いてあげないと汚れが取れません。
なのできちんと汚れが取れるように磨いていきましょう。

だいたい汚れやすい場所の特徴としては肌に触れる部分、つまり内側です。
この内側に汚れがつきやすいので、そこを重点的に磨くと汚れが落ちやすいです。
ダイバーズの場合は延長ピースも伸ばした状態で磨いてあげましょう。

ちょっと映像ではわかりづらいかもしれませんが、割と細かい汚れが出てきています。
ちなみにこの汚れで2週間程度だと思います。

普段からこのようにこまめに洗っていると汚れというのはこびり付かないんですが、何ヶ月か放っておいてしまうと、これではなかなか取れなくなってしまいます。

ブレスの隙間なんかを入念に磨いていきましょう。あとは裏蓋のねじ込み、ここも汚れがたまりやすい部分ではあるので、歯ブラシで磨いてあげると割と取れます。

超音波洗浄器をお持ちの方はそちらで洗っても大丈夫なんですが、くれぐれも本体は入れないように、あくまでもブレスレットだけを入れましょう。

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こういった隙間なんかも汚れがたまりやすいです。

ある程度掃除が完了したら、水から取り出して、乾いた布で水気を切って陰干しすることによって、直射日光は避けてできる限り風通しのいいところにしばらく置いて乾かしましょう。
これだけでかなりキレイになっています。

ブレスの磨きに関しては、別動画でも紹介していますのでそちらを参考していただければと思います。

時計の磨き方(研磨)について―自分の時計をきれいにしよう- – YouTube

正美堂時計店(しょうびどうとけいてん)、時計に関する疑問やリクエスト、ブランドウォッチを紹介する、時計に関して幅広くお伝えしている勉強会動画。時計How toや、正美堂時計店が展開するブランドウォッチ、正美堂オリジナルウォッチなど幅広く動画で展開しております。2009年開設、老舗の時計Youtubeチャンネルをぜ…

簡単!身近なもので時計のお掃除(非防水時計編)

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次は防水タイプではない時計の場合です。
この場合、洗面器は必要ありません。
まずやらなければならないのは、隙間に汚れがたまりやすいので、まずベルトを外しましょう。
ここで必要になるのは「バネ棒外し」です。

慣れている方はマイナスドライバーを使われることもありますが、専用工具としては先が二股に分かれているバネ棒外しが使われます。

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こちらをですね、ベルトの裏側から差し込んで外します。
ベルトは後ほどケアをします。

少しベルトを引き寄せてやると金具の部分が見えやすくなります
このようにして外します。

注意点としては、外した際にこのバネ棒を無くさないようにきちんと保管しておきましょう。

それでは本体のメンテナンスに入っていきます。
外してみると、これほど汚れが溜まっているんですね。
ここで次使うのが綿棒となります。

乾いた状態で取れるならばそれはそれでいいんですけれども、それだけでは取れない場合があります。この場合は取れました。

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ただどうしても、こちらの隙間には汚れがまだ残っています
今はとにかくこちらの方を除去していきましょう。

汚れてというのは隙間に溜まっていくんですね。
綿棒は100均なんかにかなりお安く販売していますので、気にせずガンガン使いましょう。

ある程度とれてきましたら、
この角ですね、ここだけはどうしようもないので、この場合活躍するのが爪楊枝になります。

爪楊枝の先端を使って細かい部分を取り除きましょう。

爪楊枝と言えど、割と先端ってそこまで鋭利になってないんですけども、この場合にツールナイフもしくはカッターナイフで削っていくわけです。

こうすることによって、通常よりも鋭利な部分が多く出てきます。
そこでこのように隙間を削って汚れを落としていきましょう。

バネ棒が入ってる穴なんかも汚れがたまりやすいです。こういったところもこまめにやってあげましょう。

皮脂の汚れはどうしても出てしまうんですが、すぐに取ってあげないとこびりついてじきにサビとかになってしまうんですね。
このように拭いてあげるとあらかた取れます。

コツとしてはですね、綿棒も少しつぶしてやることことによって、少々細かいところも行けるようになります。

次に革ベルトです。
どうしても革ベルトも人間の肌から出る汗が汚れとなってこびりつき、これが革を劣化させる一番の原因となります。

ティッシュを少し湿らせ、拭き取っていきましょう。
あまり水でジャバジャバ洗ってしまうと、革も生きている細胞ではないので再生しないんです。なので少し湿らせて、裏面に付いている皮脂汚れを取ってあげましょう。

こうすることによって革の劣化がだいぶ止まります。
やりすぎは厳禁なので、ほどほどにこまめにやりましょう。

あとコツとしては、無理に革を曲げないことですね。
このように癖がついてしまっているので、逆に曲げるとしわの原因になります。
ですので無理に形を変えずに少し伸ば程度で拭き取ってあげると負担はかからないんです。

終わったら少し陰干しした後にまた着用してあげましょう。

いかがでしたか。
時計のケアはやはり専用の工具、道具を使うのがもちろん一番なんですけれども、それを言っていては揃えるのに時間がかかったり費用もかかったりするので、できれば身の回りにあるものを活用してケアしてあげることで
しつこい汚れに繋がらないことにつながります。

ですのでへ
1週間に1回、そこは厳しいとしても2週間もしくは月に1回ぐらいだけでも時計というのは少しケアをしてあげるだけでだいぶ長持ちしますし、汚れもつきにくいです。
そういった心がけをぜひしてあげてください。



正美堂時計店は、時計知識を深めるため、お客様に正しい情報をお伝えするため、週1度時計に関する勉強会を行っております。
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