知られざるバックヤードの大変さ

知られざるバックヤードの大変さ。

機械式時計らしさを感じられる、正美堂オリジナルウォッチのスケルトンモデル。最近では文字盤の中央部分をくり抜き、インデックスのルミノバはそのままに、中身の機械を丸見えにしているモデルを作っていますが、この文字盤のくり抜き作業が実は難しいのです。

ある程度場所を決めて削っているのですが、裏側にはムーブメントと文字盤を固定するための足がついているのです。文字盤を削るとき、この足を削ってしまわないよう作業する必要があるのです。

0.1mm単位で慎重に微調整をおこなわないと失敗。もちろん足を削ってしまったらその時点で文字盤は製品として使えません。何度やっても、毎回緊張しながらセットしている、精神集中しながらおこなっている作業の一つです。

正美堂 合田圭四郎

正美堂 #正美堂時計店 #正美堂オリジナルウォッチ #精密な仕事

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