レトロかつ便利な機械式アラーム時計

レトロかつ便利な機械式アラーム時計

すでに絶版のムーブメントである、ソ連時代に生産されたCal,2612。手巻き式アラームになっており、2時方向はアラーム専用、4時方向の時計専用とそれぞれのリューズを巻いて使用します。アラームと聞くとスマートフォンの機能で、設定した時刻に電子音が鳴るのが一般的ですが、ルーツはこのゼンマイ式アラームなのです。

ゼンマイを巻き、針を設定したい時刻に合わせ、時刻に鳴るとジジジジと内部でハンマーが動き出し、音と振動で時刻がきたことを教えてくれます。

チラチラと時間を気にして時計を眺めるよりも、音と振動で時刻を教えてくれる手巻き式アラームは、見る人にも個性的な印象を与える時計と言えるでしょう。

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