自動巻きの時計はどれくらいで満タンまで巻けるのか?検証動画。

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ウォッチバイヤー 専務こと合田圭四郎です。
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今週の時計に関する日曜日勉強会は

自動巻きの時計はどれくらいで満タンまで巻けるのか?検証動画。

今回は「自動巻きの時計はどれくらいで満タンまで負けるのか」こちらについての検証していきたいと思います。

まず概念として自動巻きっていうのはその名の通り腕に着用しているだけで自動的にゼンマイが巻かれていくという構造のムーブメントになっております。

しかしながら、腕に巻いているだけでどれくらいまで巻かれているのか正直わからないの現状なんです。
今回の動画では、どれぐらい巻けば満タンになるのかというのを実際の時計を交えながら試してみたいと思います。

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今回使ってみる機械というのはセイコーエプソンのYN84というキャリバーを使っていこうと思います。
パワーリザーブインジケーターが付いているので見やすいかと思います。

自動巻きの時計の検証は後ほどお出ししますので、そちらも是非ご覧ください。

自動巻き時計の正しい巻き上げ方

まず覚えておきたいのは、自動巻き時計の正しい巻き上げ方、まずこちらからお話をしていきたいと思います。

正しい巻き上げ方というのはまずあるんですけれども、時計が止まっている状態をスタートとしまして、ここから始まるわけなんですが、まず基本的に自動巻きの時計でやることは、竜頭を巻いてゼンマイを巻き上げます。

ある程度動き始めると、腕にカレンダーなどと時刻を合わせた上で腕に巻いて、あとはもう重力に任せて巻き上げるのは自動巻きの巻き方となります。

あまり過度にリューズの方を巻いてしまうと、中の切り替え車とかが擦れて金属独特のシャリシャリ音が聞こえてしまいますので、満タンまではわざわざ巻かなくても大丈夫です。

今回はあえて1本はわざと満タンまで巻いていこうと思っております。

それでは、実際時計の方を出しながらお見せしたいと思います。

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こちらに3本の時計を用意しました。

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まずこちらRAYMOND WEILのオリジナルムーブメントを搭載した自動巻きのスケルトン。

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後はボストークヨーロッパのこちらはYN84のキャリバーを積んだ時計。
そちらを色違いで2点用意しています。

こちらはきちんと止まっているんですがですね、先ほど振動で動いちゃいましたがパワーリザーブインジケーターを見るとほぼゼロに近いのでゼロと思ってください。

自動巻きの巻き方の概念

まず、自動巻きの巻き方の概念から説明します。

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今回こちらカレンダーのないタイプになるんですけれども、このように自動巻きっていうのはゼンマイが緩むと完全に止まっています。
今は全く動いていない状態なんですけれども、まず使い方としましてはリューズを巻いてあげる。

スケルトンなので分かりやすいですが、今このようにリューズを何回か巻いていると、結構巻き上げそうになりますが、時計により割と差があります。

はいテンプ輪が動き出しました。これで今ゼンマイが巻かれている状態です。
正直このぐらいでいいです。

動き始めると時刻を現在の時刻に合わせて、あとは着用するのみっていうのは自動巻きの腕時計になります。

これにカレンダーがついている場合は、カレンダーもきちっと合わせた上で着けることをお勧めします。

自動巻きと言いましても、たったこれだけの手順であとは腕に着用するだけになるんです。

着用していないとどうしてもゼンマイというのは緩んできますので、こちらにあるのはゼンマイですね。リューズで巻いているとわかるかと思います。
徐々にですが縮んでいます。
少しずつ巻かれているわけなんですけど、これが縮みきった状態がゼンマイが満タンということになります。

完全に手で巻いてみる

それではこちらのボストークでチャレンジしてみようかと思うんですけれども、まずもう若干動いてますけど、こちらから行きたいと思います。

まずこちらを完全に手で巻いてみたいと思います。

リューズを緩めまして、今ネジこみを解除したのでこれでゼンマイは巻ける状態です。
それではゆっくり巻いていきましょう。

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ではこちらにご注目。わかりやすいですね。
ある程度手巻きで巻くとこれぐらいの勢いで巻かれています。

で、この端の40というのはマックスで巻いて40時間ということになりますので、大体という風に思って頂くと。

そんなにめちゃくちゃ巻いてはいないんですが、既に30時間です。

こちらで満タンになりました。もうこれ以上は巻いても空回りしている状態なので意味はないです。
これで満タン。意外に早いですね。

自動で巻くとどうなるか?

ではこれを自動で巻くとどうなるのか、次はそちらを試してみたいと思います。

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今は完全に止まっている状態です。
では先ほど言いましたように、最初は少し手で巻いてあげましょう。

こちらで動き始めました。正直これぐらいでいいんです。
あとはどれぐらい振動で巻き上げられるかですね

本当は着用して検証したいところなんですけれども、カメラでの写りもなかなかなので、今回はこちらで振っていこうと思います。

いまこういう風に振っていっています。
ちょっと振っただけでは全然巻き上げられないので。
全然今のところ巻き上げてられてませんね。どのように行くのか。

これくらい振ってみました。

ちなみにですね、僕のように振ってやる方はぜひ周りのものに当てないように、そちらだけ気を付けて下さい。
当たってしまうと時計って意外と傷が入っちゃいます。

もうこれくらい振りましたが、10時間分ぐらいは巻けているということですね。
では次々巻いていきましょう。

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また全然ですね。

もうすぐ20。

ちなみに少し解説しますと、この自動巻きというの巻いて反動する動きとか、重力が加わり、巻き上げられます。

意外にまだまだ、いま半分ぐらいですね、これで。

はい3/4、もう一息といった感じでしょうか。
ではもう少し頑張っていきたいと思います。

なかなかわざと振って巻くって大変ですね。

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まあ大方、これぐらいで満タンといった感じでしょうか。結構振りましたね。

やはりこれぐらいの振動がないとゼンマイは巻き上げられないのかという検証もある意味できた気がします。

これでもおおよそ満タンということになります。

最後に

いかがでしたか。
あのようにですね結構振ってみても意外に巻けないよ、ということも検証されました。

机の上でただ単に時計を振ってみるということは、結構振らなければ巻かれないなっていうのが感想なんですけども、日常生活していると知らぬ間に巻き上げられていますので、ゼロからつけて普段通りの生活をしていて、文字盤を見るといつのまにか満タンになっているというのはだいたいパワーリザーブインジケーターの多い現象です。

あのように時計を巻く場合、よく昔の古い職人さんなんかもこう店頭でこういう風に時計が手のひらでこう当たらない、手に当たるぐらいでやっていたりします。

これが何をしているかと言うと、ゼンマイを巻いているんですけれども、少し古い機械になりますと手巻き機構がない、自動巻のみのセイコー5なんかそういった機械があったりするんですが、そういった物なんかはこういう風にポンポンやりながら巻き上げていくということもあったりします。

手巻き機能はないので振るしかないんですね。
振った後に時刻を調整してそれで合わせていくというのがやり方になるんですけれども、このように日常生活で着けていると巻き上げられてはいくので、わざと振って巻こうと思うと大変ですが、普通に生活していて荷物を上げ下げしたりとか動いたりしていることで重力が加わって裏側のローターが巻き上げられますので、ゼンマイは巻かれていきます。

ぜひ、ある程度動いた上で着用して、あとは自動で巻き上げていくことが自動巻きの正しい使い方となりますので、ぜひそちらを使ってみてください。



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