手巻き式時計は、どのタイミングで巻くべき?手巻きを巻くタイミングって?

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ウォッチバイヤー 専務こと合田圭四郎です。
Thank you for watching.

今週の時計に関する日曜日勉強会は

手巻き式時計は、どのタイミングで巻くべき?手巻きを巻くタイミングって?

今回の動画は「手巻きを巻くタイミング」。一体いつ巻けばいいのか、こちらについてお話をしていきたいと思います。

手巻き式時計というのは基本的に毎日巻き上げる必要があります。
巻くタイミングはいつがいいのか意外に聞かれたりすることも多かったりするんですけれども、今回は手巻きを巻くタイミングについてお話をしております。

これから手巻きを持ちたいと思っている方、しかし面倒かなと不安になっているような方、または手巻き時計を持っているがついつい巻き忘れてしまいがちな方、こういった方々に必見の動画となっております。是非最後までご覧ください。

また、手巻きの正しい使い方と巻き上げ方、こちらについては別の動画でも発信しておりますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

手巻き時計のゼンマイは毎日巻く

それでは今回は、手巻きを巻くタイミング、こちらについてお話をしていきたいと思います。

まず概念として知っておきたいのは、手巻き時計は毎日巻く必要があるということを理解しておく必要があります。

手巻きのパワーリザーブは大体40時間程度持続するわけなんですけれども、そんなに保つのになぜ24時間に1回巻く必要があるのか、こちらをまず理解しておく必要があります。

手巻き式時計は、どのタイミングで巻くべき?手巻きを巻くタイミングって? – YouTube

★9月4日(土)21時より「高知もまん延防止中。時計の機械音をBGMにお家で飲み会ライブ。」https://youtu.be/SIjDgXMZpTA今週の時計に関する勉強会動画は■手巻き式時計は、どのタイミングで巻くべき?手巻きを巻くタイミングって?。いつも正美堂時計店(ショウビドウ)をご覧いただき誠にありがとう…

そこで用意したのはこちら、こういったプルバックカーですね。
逆回しにタイヤを回して手を離すと進む、こういった概念なんですけれども、時計の状態で言うと、ゼンマイを満タンに巻いている状態が良い状態、この車ではゼンマイを満タンに巻いている状態が一番速い状態ということになります。

この早い状態と良い状態がイコールとなっておりまして、もっとも速い状態にするためにはある程度巻いておく必要があります。
はいこれで今満タンになりました。

これは手巻きの概念とまったく同じになりますので、これが一番良い状態となります。

で、適度に動きます。適度にゼンマイが緩んだ状態、でまた24時間後に巻き上げる、この状態で満タンまで巻くと良い状態ということが証明されるわけなんです。

毎日同じ時間帯に巻いてあげることによって、時計にとっては最良の状態を維持してくれます。

なので1日1回、24時間に1回巻いてください、ということを説明しています。
これがまあ2日にいっぺんですと48時間持たないので時計というのは止まってしまうという風に覚えていただくといいのではないかと思います。

また1つの事例としまして、例えばですね僕の場合は午後3時に毎日巻くようにしております。

なぜ午後3時なのかといいますと、日によってちょっとは今日は早い時間に起きたりとか遅い時間に起きたりするんですが、一律ではない場合、1時間のずれは結構大きいですから、ただ午後3時はですね、どんなタイミングで生活していようと起きている時間帯になるんですね。

あとは、1日の少し気持ちをリフレッシュする時間という意味も込めまして、午後3時に自分の持っている時計のゼンマイを巻くという時間にしています。

なのでは僕は午後3時に巻くっていうことをするんですけれども、これは別に何時でも構いません。
ただその時間にできる限り一律で巻いてあげるようにしてあげられるかどうか、その時間を守れるかどうかで決めて頂ければと思います。

人によっては朝8時ぐらいに巻く方もいらっしゃいます。
大体40~60代ぐらいの親御さん世代、もしくはその上のおじいさんおばあさん世代の方ですと、おそらくゼンマイの機械式の懐中時計なんかを持たれている方もいらっしゃったかと思いますので、子供の頃にそういう光景を見られた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

縁側とかで時計のゼンマイを持っているものを全部巻いていたりとか、1日のスタートとして巻いていたりする方もいらっしゃるんですが、僕のように1日の区切りの時間に巻くというタイプも、一つの使い方として覚えていただくことに
よって巻忘れというのを防げます。

毎日のルーチンになることによって、基本的に体の一部のように定期的に巻いてあげることができるということを覚えて頂ければと思います。
なので、巻く時間帯はできる限り一律に、同じ時間帯で巻いてあげることによって維持できます。

まとめ

ここでまとめなんですけれども、手巻き式のパワーリザーブというのは約40時間となっております。
しかし良い状態を維持するために、毎日できる限り同じ時間帯に巻いてあげるということをまず覚えておきましょう。

ご自身の生活リズムでこの時間帯なら絶対ゼンマイが巻き漏れがないというのを、生活パターンを思い出していただきながら、この時間から守れるなという時間で巻いて頂ければと思います。

そうすることによって毎日のルーチンとなり、体も一部のように時計がなじんでくると生活の習慣として使っていただけることとなります。

手巻き式は巻くのが億劫と思われがちな時計なんですけれども、慣れてくると全くそんなことはなく、自分の体の一部のように愛着もって使える時計となりますので、是非こちらやってみてください。



正美堂時計店は、時計知識を深めるため、お客様に正しい情報をお伝えするため、週1度時計に関する勉強会を行っております。
また、新商品入荷など、ライブ配信にて情報をお届けしております。
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