鏡面仕上げで、やってはいけない、お手入れ方法について。

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ウォッチバイヤー 専務こと合田圭四郎です。
Thank you for watching.

今週の時計に関する日曜日勉強会は

鏡面仕上げで、やってはいけない、お手入れ方法について。

今回の動画は「鏡面仕上げでやってはいけないケア方法」こちらについてお話をしていこうと思います。

どんなにいい時計でも、ケアをしていなければ汚れやダメージが蓄積されて見た目も残念な時計になってしまいます。

ある程度のケアというのは心がけておきたい所なんですけれども、やってはならない組み合わせがあるということをまず理解しておく必要があります。

今回の動画では鏡面仕上げのケアについて解説をしていきますので、最後までぜひご覧ください。

鏡面は必ずと言っていいほど傷が入る

それではまず「鏡面は必ずと言っていいほど傷が入る」ここを理解しておく必要があります。

新品当初というのは本当に綺麗で、鏡面と言うだけに鏡のように綺麗になっているんですけども、使っているといつの間にか使用傷というかはねか co てずっといいますか小傷が入ってしまいます。

取外しの時に、まあこの時計なんかもう既に傷っていうのは入ってます。
なぜならば使っているから、なんですけれども。

この「使用すると傷が入る」ということをまず一番最初に受け入れておきましょう。

そうでないと、全くの無傷で、カバーとかそういったものも着けずに維持するというのはまず不可能に近いかと思います。

傷の受け取り方というものは人によって違うんですけれども、自分だけの指紋のような、自分だけの使ってきた証と言いますか、そういう風に受け取るのか、汚れとか傷とかをネガティブに受け取るのかでまた変わってくるかと思います。

どちらにせよ無傷で過ごせることは使っている限りはまずないということを理解しておきましょう。

腕時計のケア方法

次にケア方法なんですけれども、まずここで分かれ道があります。
専門に依頼するのか、自分でやるのか。ここで分かれてきます。

小傷を取り除きたい場合は、専門的な技術や工具が揃っているメーカーとかでやるのが一番本当は綺麗になります。

当店で取り扱っているブランドはオリスとかですね、ああいったブランドなんかでもちゃんとポリッシュ仕上げをきれいにを行って戻してくれますが、もちろん有料ではあるんですけども、時間とお金を使えばきちんと綺麗にすることができます。

ですが、毎回それをやってもなかなか持たないと思いますので、自分でやるというのも一つの選択肢かと思います。

その場合は色んなケア用品というのが世の中には出回っていますので、そういったものをコツコツ揃えていって、自分なりの必要なケア用品類というのを揃えていってやっていけばいいんじゃないかなと思います。

もしくは、たまにもう別にそんなにしょっちゅうやらなくてもいいよという方に関しましては、例えば機械式であればオーバーホール、クォーツの場合は電池交換の時期、まあ電池交換で言うとだいたい2年に1回、機械式の場合は使い続けて3年くらい、3年おきくらいにそういった感じで適度にケアしていくことで良い状態をキープできるのではないかと思います。

間違ったケア方法の代表格

次に、よく間違っていると言いますか、やってはいけない方法の代表格を一つお話をしておきます。

まずやってはいけないことは、メラミンスポンジです。
これは絶対鏡面仕上げの時計には使わないでください。

本来、万能と言われるメラミンスポンジなんですけれども、実は鏡面仕上げの時計とは死ぬほど相性が悪いです。

かなり相性が悪いので、せっかく頑張って時間もとって磨いたのに残念な、曇ったような仕上がりになってしまうんですね。
それを防ぐためにもメラミンスポンジは鏡面仕上げの時計には使わない、これだけは覚えていてください。

やって失敗するよりは知って未然に防ぐことがいいです。

鏡面仕上げの時計というのはその名の通りピカピカの状態です。
せっかくの大切な時計をメンテナンスするのに使用するものが間違っているだけで鏡面仕上げが全然ダメになってしまう。

時間と労力をかけて本末転倒っていうこともありますので、どんなものが最適なのか一度把握したうえで取りかかるようにしておきましょう。

今はいろんな情報なども出回ってますので、そういうのを参照にするのも1つの方法だと思います。

時計に傷が付かなくなる方法はある?

それでは過去の動画に頂いたコメント、こちらをいくつか紹介させて頂きます。

お聞きしたいのですが、ポリウォッチと
サンエーパールならどちらのほうが
消しやすいのでしょうか?また、拭く際は
メガネクリーナーの布でも大丈夫なのでしょうか?
先日、ケースをメラミンスポンジで磨いたあとに
メガネクリーナーの布で磨いたら、傷がついた
のが少し曇ったような色になって心配になった
のでお尋ねします。宜しくお願いします。

先ほど言った通りなんですけど、まずポリウォッチとサンエーパール、こちらについてお話しをしようと思います。

ポリウォッチはあくまでもプラスチックの風防を専門的に磨く素材となります。
片やサンエーパールは割と万能で、ガラスもプラスチックもいけるという風に売られているものなので、どちらが良いのかと言われると、サンエーパールの方がいいのではないでしょうか。

あとはメラミンスポンジなんですけれども、これは眼鏡クロスは原因ではないと思われます。
眼鏡クロスというのは結構極細繊維なので、むしろこちらは時計磨きに向いているかと思います。

眼鏡クロスはいいとして、メラミンスポンジ、こちらはかなりいけないことで、メラミンスポンジというと、メラミンフォームというものが材質となっています。

キメ細かい網目状の骨格構造をしているんですけれども、この骨格構造は頑固な汚れを落とすのにはガリガリと削っていくのでいいんですけれども、鏡面仕上げの場合は鏡面仕上げの綺麗な部分をガリガリと削っていくことを想像してみると、傷だらけになるのは当然なのかなという風に理解頂けるんじゃないでしょうか。

絶対にメラミンスポンジは使わないでください。ご注意を。

もう一点コメント頂いております。

お手製鏡面加工した腕時計を身につけています。
プライベートや仕事を問わず使用しています。
仕事で使用すると速攻でコマかな傷だらけになり、
週末に磨いて傷を取り、また仕事で傷がついて磨いての
繰り返しをしております。
何か傷が付かなくなる方法はありませんか。
流石に磨くのがめんどく傷だらけの時計を
見るとすごくストレスです。
そもそも仕事に鏡面加工した時計を
使うこと自体が御法度なのでしょうか。
現状を受け入れるしかないのでしょうか。
超お気に入りの時計で出来ればずっとつけていたいです。
このめんどい性格の私にご教授願います。

これも色々分かれ道があると思うんですけれども、このずっと綺麗な状態を維持したいというのであれば、割と時計の素材、既にお気に入りなんで仕方ないと思うんですけれども、セラミック製の時計なんかは割と傷がつきにくいかなと思います。

つかないわけではないのでそこは違うんですけれども、ステンレスで新品状態を維持したいというのはまず不可能に近いです。
ステンレスと言いますか鏡面仕上げを維持するというのはまず不可能に近いですね。

方法としては「毎回メーカーに出す」。

で、そうすると時間と費用がかかってしまいます。綺麗にはなって帰ってくるんですが、ただそれでも無傷にはならないと思います。
ちょっと深い傷なんかは残ってしまったりするんですけれども、そういった感じで現実的ではない。

次は、「簡単にメンテナンスができる環境を作る」。
もちろん今、先ほどポリウォッチといいますか、サンエーパールなんていうのも割と格安で手に入る薬剤ではあるんですが、手で磨くには限界があります。

それならば卓上バフ研磨機やハンドグラインダーなど、工具を使ってやることによって、手作業でやるよりは早くいけるかなと思います。

ただし、これも使い方を間違ってしまうとかえって傷が付いてしまいますので、正しい方法をぜひ学んだうえでやって頂ければと思います。

そういった感じで色々チャレンジ、磨くのをしたいのであれば、維持する方法としてはそういった工具を考えてみるのもひとつの手段ではないでしょうか。



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