時計のベルトが傷みやすくなる季節。オーナー次第で変化する劣化について。

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今週の時計に関する日曜日勉強会は

時計のベルトが傷みやすくなる季節。オーナー次第で変化する劣化について。

今回の動画では「オーナー次第で変動するベルトの劣化」、こちらについてお話をしていこうと思います。

これからベルトが傷みやすくなる季節、ぜひ最後までご覧ください。

ベルトのエイジング(経年変化)とは

今回は腕時計に必ず必要なベルト、こちらについてお話をしていく訳なんですけれども、このベルトの劣化、「エイジング」と言いましょうか。

ベルトのエイジングというのは購入前から理解しておく必要があります。

時計を購入する時、新品の時は勿論まっさらなものを見ているのでどれぐらい痛むのかなんてのは想像もつかないんですけれども、どんな素材でも等しく経年変化を起こします。

まずは時計のベルトにどんな素材があるのかというのを把握しておきましょう。

まず金属製のブレスレットが最も耐久性に優れた素材で汚れやダメージによる影響を受けにくいんですけれども、使用する年数が長くなる程伸びやたわみというのが出てきます。

解決方法としては、シャフトやコマの交換、もしくはベルト、ブレスレット自体を交換するという方法もあるんですけれども、やはりブレスレットの交換以外は新品に戻るということはまずないです。

ブレスレット自体が耐久性がある代わりに金属製の部品なので割と高くなっているパーツとなります。

ある程度のコストというのを覚悟する必要があるんですけれども、やはり一番気を使わずに使えるのがこのブレスレットと言えるでしょう。

ではお次、革ベルト。

動物の皮を使ったベルトでクラシカルからスポーツウォッチまで幅広く使われているのが革ベルトなんですけれども、もちろんですが生きている細胞ではありません。

生きている細胞ではないので自然に修復するということがなく、傷が入った場合なんかもその傷は治らずそのまま残ってしまいます。

使い方によっては最も経年変化が表れやすい素材と言えます。

プラスな言い方をするとかっこよく渋みを増していくと言いますか、そういった素材でもあるのは革ベルトです。

やはりしかし耐久性は弱く、こまめなメンテナンスというのが一番求められる素材です。

お次がウレタンベルト。

水分に強く抵コストな素材のためリーズナブルな時計のベルトに使われていることが多いですね。

カシオのGショックなんかもそういったものが使われています。

ラバーに比べ少し硬めになっているのが特徴で、劣化すると加水分解で硬化してしまって最終的には割れるという風になってしまいます。

水に強いと言われているんですけれども、劣化の原因としても水分が入ってきます。

あとは塩分とか紫外線、そういったものが劣化のスピードに影響する素材です。

はい、お次がラバーベルト。

シリコンや合成ゴム、天然ゴムなど素材に使われるベルトでウレタンと比べて柔らかいものの傷つきやすい素材であります。

ベルトにもよりますが購入当初はつや消しとか割とマットなカラーになってたりするんですけれども、長く使うほどに光沢が出てきたりとか独特のエイジングを楽しめる素材でもあります。

はい、こんな感じでざっくり分けると四種類ほどという風になるんですけれども、何より共通して言えることがあります。

何が共通しているのかというと、劣化の原因です。

それは何かって言いますと人体から出る汗ですね。

確実にこの汗に入っている水分が劣化スピードというのを早めます。

ステンレスはさびない素材と言われていますけれども、これ結構誤解されるんですが、錆びないのではなく錆びにくい素材であります。

つまり帰宅したままずっと放置しておくと立派に錆びます。

そうなってしまったら修復できなくなったりしますのでこまめに汚れというのは取ってあげる必要があるんです。

では最終的にはどうなってしまうのか。

あんまりケアもせずに使い続けるとベルトというのはどうなってしまうのかというのを今から実物を交えながらお話をしていきたいと思います。

ベルトの経年変化を見てみると…

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それではこちらに三つほどベルトを用意してみました。

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まずは一番手前のこちら。

これは僕の私物のフォルティスなんですけれども、やっぱり十年以上使ってくると元々そんなに劣化をしてないです。

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割と結構いい状態を保っているわけなんですが、やはりこのような少しずつブレスレットの間に隙間が発生してしまいます。

これがたわみの原因にもなるんですけれども、十年以上使ってこれぐらいなのでそんなに大した劣化ではないかなと正直思います。

七連ブレスレットとかそういったタイプのブレスレットですともうちょっと曲がったりします。

やはりコマの数が多い分ズレてしまう部分も多いのかな、といった感じでしょうか。

こういった三連ブレスレットはわりと持ちやすいのかなという感じです。

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ではお次が革ベルト。

これはお客様から廃棄して構わないと預かったベルトなんですけれども、このベルト、よく見ると遊環も既にないのでベルトを着用してもちょっと出っ張ってしまうような感じになると思います。

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これはエイジングしてない人体の汗を影響をモロに受けた革です。

まだ大丈夫と言われたら着けられることは着けられるんですけどいつ切れてもおかしくないのでこちらの場合はもうすぐにやめたほうがいいです。

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こんな感じで逆に曲げると割れてしまいます。

反対側も既に割れちゃってるんで、これもベルトとしては使い物にならないです。

こういうベルトを付けていると時計がいつのまにやらベルトが破れてスポっと落ちてきたりします。

そうならないようにやはりこまめなケアは必要となります。

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こちらはウレタンのベルトとなります。

今こちらに分かれてるのが元々、こちらは大丈夫なんですけれども反対が実はこうなってましたね。

ベルトが割れてしまってちぎれた、という感じです。

ウレタンっていうのは少し固めの素材なんで、あんまり無理に曲げると割れそうな感じがします。

ラバーとはそこが根本的に違います。

ちなみにラバーの場合ですと柔らかめなのでこういった少し無理やり曲げても割れるというような心配はありませんが、ウレタンの場合どうしてもいずれ割れそうだというのが素材が違います。

よく似ていると言われるんですがウレタンとラバーっていうのはやっぱり違うんです。

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だからこちらも使用期間はそんなにないのです。

ないのでこのようにまだマットな感じなんですけれどももうちょっと使ってくるとすべすべな感じに仕上がってきます。

最後に

いかがでしたか。

あのように何もケアしないとベルトというのはどんどん劣化してしまって最終的には破損することにつながります。

ここで覚えておきたいのは誰でもできるケア方法というのがあります。

一日の終わり、時計を着用し終わって外した時に少し湿らせたティッシュでベルトを拭き取ってあげます。

たったこれだけで劣化のスピードというのはかなり遅らせることができるんです。

しかしながらやはり水分を含み過ぎてしまうと結果的にカビの原因なんかにもなったりします。

なので拭き取った後というのはできる限り日が当たらなく風通しの良い場所で陰干ししてあげましょう。

そうすることでちょっとでも時計にとっては良い状態を保つことができます。

それではまとめとして、汗をかきやすいシーズンに入ってくると時計の劣化が進みやすい季節に入ってきます。

これは決してオーバーではありません。

どんなにいい時計でも放置して劣化がどんどん進んでしまうと最終的に破損してしまったりとか悪臭の原因となります。

自分たちも時計店として電池交換なんかでベルト、ベルトと言いますか時計自体をお預かりすることがあるんですけれども、やはり何もケアせずに使ってる時計というのは結構な匂いになっちゃってます。

あと汚れもひどいです。

なのでせっかくのいい時計なのにもったいないな、とか思ったりします。

この劣化というのは止めることはできません。

必ずしも進んでしまうんですけれどもオーナーのケア次第で少しでも遅らせることができるということは覚えておいてください。

少しでも時計を良い状態を保つためにこまめなケアっていうのはしてあげることによって時計も長持ちします。

大切な時計を大切にケアして使ってあげましょう。



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