【意外と古い】スモールセコンドの魅力

 

こんにちは、正美堂時計店のまりんです。

 

本日のテーマは題名にもある通り

”スモールセコンド”についてです。


そもそもスモールセコンドとは

 

=スモセコと呼ばれるスモールセコンド、

これは時針や分針と離れた場所、

時計の6時方向や9時方向に存在する秒針のことを

指します☝️

 

スモールセコンドについて

△左より

正美堂オリジナルウォッチs50hwmud(https://x.gd/NGtiG)

正美堂オリジナルウォッチhwdb9grl-n(https://x.gd/6Zf9t)

正美堂オリジナルウォッチs50hw42cw(https://x.gd/FyFOD)

 

インダイアルと呼ばれる文字盤の中にある更に小さい文字盤は

スモセコのように秒を示すものだったり、曜日やムーンフェイズなど

様々な種類が存在しています。

 

逆に現代では主流の時針・分針と一緒に秒針が存在するものを

”センターセコンド”(=センセコ)と呼びます。

センターセコンドについて、TISSOT PRX
△TISSOT PRX(https://x.gd/UWtxa)

歴史はスモセコの方が古い

 

わざわざ別で秒針を付けているように見えますが

意外と歴史はスモセコの方が古いです🐏💡

1940年代以前はスモセコが主流だったと言われています。

 

なのでアンティークやヴィンテージの時計には

スモセコや2針(時針と分針のみの時計)が多いんですね。

正美堂の系列ヴィンテージショップ・Riria-Lerond(リリアルロン)でも

スモセコの時計は多くあります。▷▷リリアルロン公式サイトはこちら🪽

 


スモセコの魅力は??

 

それは①認知のしやすさ②時計が薄くできる③デザイン性が

よく言われます。

 

ですが

①認知のしやすさ

に関しては現代のセンスコに慣れている方は

最初は少し見にくいかもしれません。

そしてセンスコでも秒針の色が違ったりと視認性に長けた工夫をしている

ブランドも多くなってきました。

 

センスコについて シュトゥルマンスキー
△シュトゥルマンスキー(https://x.gd/1v0DJ)

なので認知のしやすさ、視認性の良さは人それぞれかなと

私は思いますが、それよりも

機械式時計のゼンマイをまいて、

スモセコが動き出す瞬間

これはつい見とれてしまいます。

 

正美堂のInstagramにその様子もあがっておりますので

ぜひ御覧ください🤍🏹▷動画はこちら

 

②時計を薄くできる

スモセコとセンセコで針やゼンマイの構成が

変わり、厚みが代わります。

機械式時計の内部
△機械式時計の内部

 

写真のように機械式時計は針やゼンマイ、

ネジ等様々な部品が重なり合って成り立っています。

 

センセコの場合時針の歯車、分針の歯車、

そこに更に秒針の歯車が重なります。

スモセコは秒針の歯車が時針・分針とは別の場所に

存在するのでその分ムーブメント(時計)が薄くできます。

 

ただケースにもよりますので

スモセコの時計=薄め とは限らないので注意です⚠

 

③デザイン性

スモセコは2針やセンセコと比べると

クラシックで上品な印象を与えると言われています。

 

レイモンドウェイル マエストロスモールセコンド
△レイモンドウェイル マエストロ(https://x.gd/q9sb2)

 

お客様自身がどんなイメージの時計が欲しいのか、

または贈るお相手様に似合うのはどんな雰囲気の時計なのかで

スモセコ・センセコを決める方もいらっしゃいます💡

 


先程もお伝えしましたが機械式時計の、スーッと流れていく

スモセコの動きはセンセコとは違った魅力、雰囲気がございます☁️꙳.

位置する場所が6時と9時と微妙に違うだけでも

また雰囲気が変わる…。

 

正美堂の店頭にもスモセコの時計はございますので

ぜひご覧いただければと思います♪

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございます。

 

もうすぐ年越し!私はカップ麺のそばの種類で

悩んでおります。

 

皆様良い年末をお過ごしください🪽

 

正美堂時計店 川村真凜

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