【江戸時代】偉人も愛した懐中時計。

 

こんにちは、正美堂時計店のまりんです。

 

昨日5月31日は土方歳三の誕生日。

新撰組時代には近藤勇の右腕として組織を支えた、

鬼の副長という異名をもつ歴史上の人物です。

 

 

△Wikipedia参照

 

 

江戸幕府時代に名を轟かせた新撰組ですが、

当時は徴募により組織された隊だったらしい。

旧幕府側がどんなに不利になっても

土方歳三は最後まで戦い続け、最後は戦闘の中で

亡くなりました。

 

「よしや身は 蝦夷が島辺に 朽ちぬとも

魂は東(あずま)の 君やまもらむ」

 

という辞世の句を残しこの世を去った土方歳三。

たとえ私の身が蝦夷(日本列島の東国や北方に

住む人々の呼称)の地で朽ち果てようとも、

魂は東にいる君を守るであろう。

句からも覚悟を感じられます。

 

 

そんな土方歳三の写真をよく見てみると…

 

 

 

チェーンと、鍵のようなもの。

これは懐中時計だと言われています。

 

容姿がよく女性にも大変人気だったと

言われる土方は、

写真の洋装や懐中時計の着こなしも

かっこよかったんだろうなあと想像できます。

 


 

正美堂がある高知県といえば、

坂本龍馬。

 

 

△Wikipedia参照

 

坂本龍馬の有名なこの写真ですが

右腰を良く見てみると、小さな鍵が写っています。

 

こちらが鍵巻きの懐中時計を愛用

していたのではないか、と言われております。

 

1850年創業されたアメリカ製のウォルサム。

勝海舟が艦長を務めた咸臨丸は1860年にアメリカへ

渡りました。

坂本龍馬は勝海舟をきっかけに懐中時計と

出会ったのではないでしょうか。

 

 


 

歴史上の人物も愛用していたのかも、と

誕生日や命日にはふと思い出します。

 

(ちなみに坂本龍馬は誕生日も命日も同じ日なんです。)

 

忙しい毎日に懐中時計で想いにふけるのも

良い日ですよね。

 

そして、今年2024年6月30日は

大阪にて第2回懐中時計展示会を開催いたします!

▷▷https://x.gd/Rl5ij

 

お時間のある方はぜひご来場くださいませ*

※完全予約制です※

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。

良い終日をお過ごしください🫧

 

 

正美堂時計店 川村真凜

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