懐中時計はどう保管すべき？というコメントいただきましたー懐中時計保管方法ー

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ウォッチバイヤー　専務こと合田圭四郎です。
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今週の時計に関する日曜日勉強会は

懐中時計はどう保管すべき？というコメントいただきましたー懐中時計保管方法ー

今回の動画は「懐中時計の保管方法」こちらについてお話をしていこうと思います。

懐中時計を使い始めると大切なのが日常的な保管方法なんですけれども、今回動画でコメントをいただいたこともありまして、こちらを解説していきたいと思います。

懐中時計を使い始めると、大切なのがその保管方法。

もちろん使用している時に落とさないことは前提の話なんですけれども、何より日常、どういう風にして保管していくのか、そちらがとても重要となってきます。

以前の19セイコーの動画で、懐中時計はどう保管すべきかというコメントを頂きました。
日常で発生するリスク、今回は実際に起きた一例をもとに回避する方法をご紹介できればと思います。

100%というわけではないんですけれども、リスクの可能性を下げることはできますので、こちらの動画を参考にして頂き、ご自身で最も安全な方法というものにたどり着いて頂ければと思います。

懐中時計を使用するときのリスクとは

懐中時計を持ち始めると、特にはじめて持たれる方には基本的にアンティークとかヴィンテージ以外はこういう風にチェーンが付属してますので、こちらでお使い頂くことをお勧めするんですが、なぜこちらを使用するのかといいますと、一番は時計の落下を防ぐためにこちらの使用をお勧めします。

時計だけ裸で持っていると、手から滑り落ちてしまったり、本当に予期せぬ行動というのは人間どうしてもついてしまいます。

なのでこういう風なチェーンを一緒につけるわけなんですけれども、このチェーンが結構、場合によっては悪さをしてしまったりします。

何かといったらですね、家に帰って机の上にポンと置くのはいいんですが、チェーンがだらっとなってしまった時に、チェーンの重さで時計が引っ張られてしまって落ちる、実はこれが一番多い時計の破損のリスクなんですね。

特に機械式、こちらだけで結構のダメージ、高さにもよるんですけれども、50センチ以上であれば結構なダメージになる可能性があります。

中身はもちろんのこと、外装の傷の可能性もあるので、絶対にこちらは注意して頂きたいことは一点ですね、特にタンスの上なんかに保管していらっしゃる方なんかは特に注意です。

1メートル以上ありますので、大概無傷で終わる可能性のほうは低いと思って頂ければと思います。例え畳であっても結婚な衝撃となりますので、ぜひ高いところには基本、保管しないことが時計を安全に使って頂くためのリスク回避となります。

次に多いのはテレビやテレビ台などの、僕たちの世代なんかはブラウン管のテレビを触ってきましたので割とテレビの上って結構ものを置く
スペースであったりするわけなんですけれども、テレビの上というのがなかなか危険で、時計に対しては磁気を帯びるきっかけになってしまうということなんです。

なのでテレビとかスピーカー、そういう風なボックス型の大きいものの上には置かないことを強くお勧めしております。
置いてしまって知らず知らず磁気帯びすることは日常的に発生してしまうのでぜひ気を付けましょう。
家電品というのはそれほど怖いです。

次ですね、またこれ実際にお買い上げ頂いてすぐの方でもあったのはですね、もちろんお買い上げ頂いてすぐっていうのは一つヒントなんですけれども、まず懐中時計と過ごすことに慣れていないということになります。

で、ズボンに懐中時計をつけたままはいいんですけれども、それをそのまま洗濯してしまったと。
普通はありえないと思ってしまうんですが、わりとありえます。

で、洗ってしまったらもう後の祭りで、いくら途中で気付き洗濯機を止めたところでもう既に中でグルグル回っていたり水がジャバーっと入ったりするわけですから、もう水没は免れることはできません。

ましてやですね、思いっきり回っている時に気づくともう本当にキツくてですね、水圧がかなりかかっている状態ですから、多少の防水性能はある時計であったところでもうそちらは回避できません。

ほとんどの確率でダメになってしまいますし、中でガタンガタン当たってしまったりすると、なおそちらの時計は助からない可能性の方が高いです。

もちろん中身を分解してオーバーホールすることによって助かる場合もありますけれども、結構コストかかります。
外装パーツが錆びてしまったりなんかのリスクもありますので、ぜひそちらはオーナーが気づいてあげるだけで未然に防げる事故となります。
なので気をつけておきましょう。

「安全な保管場所」を決めておく

ということで、ここで1つ概念として覚えておいて頂きたいのが、まず保管する位置を決めるということです。

これは時計に限らずいろんな物、鍵なんかでも車のリモコンなんかでもそうなんですけれども、この物はどこに置いておくのかっていう定位置を決めてあげる、こうすることによってその定位置になければ「あれ、どこか置き忘れたかな」と気づくきっかけになりますし、紛失のリスクをちょっとに減らすことができるということなんです。

例えば、皆さんがこと無意識にやっているとすればですね、傘というのは傘立てに入れます。
わざわざそれを傘立てに入れなければ、って考えながらやる人ってなかなかいなくて、無意識にやっています。

なので、これっていうのは日常の習慣がその人の生活リズムにも入ってきたということになりますので、まず本当に傘立てに傘を入れるように、当たり前に保管する場所を一つ持ちましょうということです。

まあ家に一つ、で職場とかよく行く環境の中にも一つ持っておくことで紛失と故障のリスクを大幅に減らすことができるということを覚えておきましょう。
安全な場所を見つけ、そこに保管するということです。

破損のリスクを軽減するアイテム

はい後はですね、リスクを軽減できるアイテムをそろえましょうということです。

懐中時計なんかをお買い上げ頂くときに、チェーンとかお勧め品をですね、これ持っておいた方が特に最初の方いいですよ、というお話をさせて頂くことがあるんですけれども、やっぱり懐中時計であればこういう風なスタンド、こういうのを持っておくだけで時計はかなり安全に保管することができます。

ちなみに時計と合わせるとこういうような感じですね、正美堂のオリジナルスタンドになりますが、これで置くだけで時計もだいぶ安全に保管できます。

もう一点あるのが、こちらのウッドスタンドなんですけれども、これはどうやって使うのかと言いましたら、このように時計を保管する、これでも卓上のスタンドで置時計としても使えますし、チェーンなんかもこういう風に巻いておくと収納が可能どういうことになっています。

この板、たったこれだけで時計というのはだいぶ安全に行けます。
もちろん机の上からこれごと落としてしまうとそれはそのままリスクなんですけれども、そういったあまり端に置かないようにできる限り安全な場所に置いてあげることで安全に使って頂けるということです。

ちなみにですね、こう鎖を巻いておくだけでこのように少々の力でも落ちないっていうこともできますので、うまく連携するとより時計を安全に使っていただけるということになります。

ちなみにこちらのスタンドですね、腕時計でもこちらからブレスを挟むことができますので、腕時計お使いの方でも安心してご使用頂けるスタンドになっております。

一度実地で試してみましょう。はいこのような感じですね。
たったこれだけです。本当にまあ何秒もかからなかったんですが、家に帰ってきてこの時計を置く、これだけで時計は安全に使えますので、ぜひこういったアイテムを活用して頂ければと思います。

慣れたらですね、また別の置き場所なんかも考えてするのもありかと思いますので、そういったコレクションを大切に保管する場所というのをまず構えておきましょう。
これだけで時計はとても安全にお使い頂けます。