昭和4年に国産初の鉄道時計として誕生し、昭和46年に製造が終了するまで生産された19セイコー。
本来は蓋に覆われ中身のムーブメントが一切見えない仕様の時計。昭和43年以降の最終モデルはマットな仕上げですが、それより前のタイプは縞(しま)模様が美しいコート・ド・ジュネーブ仕上げ。
大柄で躍動感あるテンプ輪の動き、アクリルガラス越しに聞こえる音は目と耳で感じられる存在感で、機械式時計でしか出すことができな魅力と言えるでしょう。
本来ならば存在してないシースルーバック仕様ですが、正美堂時計店ではたまに製作している特別な一本です。
正美堂時計店 ウォッチバイヤー兼時計修理三級技能士 合田圭四郎
主な専門分野
腕時計や懐中時計の仕入れ、販売、オリジナルウォッチのデザインや組み立て。スイスで開催されていた世界の見本市バーゼルワールドや香港ウォッチフェアーなど国内外の展示会への参加。秋葉原にて毎年懐中時計の展示会を開催
時計知識を深めお客様に時計の魅力をお伝えするため、2009年より毎週日曜日YouTubeにて時計に関する勉強会動画を配信。
背景
1979年、高知県高知市の老舗呉服屋の四男として誕生。時計好きが高じて2006年より正美堂時計店に入社。フライトジャケットやジーンズなどアメカジ、バイクをこよなく愛する。あらゆるお客様の環境を理解するため、腕時計は常に左右両方に着用。2019年、正美堂時計店創業50周年の節目の年に正美堂オリジナルウォッチを開発。
●正美堂時計店●
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