現行では使われることの少ないブルースチール針

低温で何度も焼き、手間ひまかけて仕上げるブルースチール針。塗料を塗ったブルーカラーの針と混同されがちですが、全然違います。ブルーカラーは一見鮮やかに見えますが、それは塗料を塗っているためで、深みがある色合いのブルースチール針とは似て非なるもの。ブルースチールは焼くことにより表面が酸化し、耐久性が上がる昔ながらの手法で、タイミングを間違えるときれいなブルーが出せない、職人の技法が求められる方法。

そのため高級時計に使われることが多く、自然とこだわりの強いハイスペックな時計に使われがち。価格もブルーカラーとは比べ物になりません。

時計を製作する時、両方お見せすることで選ばれるブルースチール針は、正美堂オリジナルウォッチでもご要望いただく事が増えました。

2025年2月15、16日に表参道で開催予定の懐中時計展示会で実物を出展予定です。

完全予約制となっておりますのでぜひ今のうちにご予約ください。

https://www.syohbido.co.jp/item/00006exhibition.html

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