知ると楽しい!カレンダーの世界
多種多様なカレンダー機能を持つ腕時計の魅力について語ります。
デイトカレンダーからパーペチュアルカレンダー、ムーンフェイズまで!
カレンダーの操作法やメンテナンスの重要性も触れ、
視聴者が自分に合った時計を選ぶのを助ける情報発信までご提供します。
カレンダー機能付きの時計の種類をご紹介
デイトカレンダー
一般的なカレンダー機能で日付のみを表示
デイデイトカレンダー
日付と曜日の両方を表示する機能
ビッグデイトカレンダー
2枚のリングで日付を大きく表示する特殊な構造のカレンダー機能
ポインターデイト
針で日付を指し示し、1ヶ月を表示するカレンダー機能
アニュアルカレンダー
1年で1周するカレンダー機能であり、ここから派生していった
セミパーペチュアルカレンダーは4年で1周、
パーペチュアルカレンダーは100年で1周、
セキュラーカレンダーは何と400年で1周!
なのでパーペチュアル、セキュラーカレンダーはオーナーが1周する瞬間を見る事は
ほぼないと言えるでしょう!
ムーンフェイズ
の満ち欠けを表示するカレンダー機能で、デイ&ナイト(サン&ムーン)とは異なります
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カレンダーが変わる時間帯
カレンダー機能を持つ腕時計はリューズを操作して設定することが一般的で、日付のみを設定する場合はリューズを1段階引いて時計回りに回します。
通常、カレンダーは夜の12時ごろに変わるようになっていますが、ムーブメントによって異なる場合があります。
カレンダーには様々な種類があり、実用で使われる場合にはデイトカレンダーやデイデイトカレンダーがオススメ。
カレンダーの機能が増えるとその分、メンテナンスの費用が掛かってきます。
そちらも踏まえた上でお探しいただけると良いのではないでぎょうか?
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カレンダーの操作に適切な時間帯
カレンダーを操作してはいけない時間帯は午後8時から午前4時の間。
内部で既にカレンダーが変わろうと機械が動き出している時間帯のため、この時間帯は避けて操作していただくのが良いでしょう。
31日までではない月は日付けをうっかり変え忘れたとしても慌てず、翌日の昼間に調整するのがオススメ!
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メンテナンス毎にカレンダーはリセットされる
オーバーホールなどのメンテナンス時にはカレンダーの部品も分解してメンテナンスするため、メンテナンス毎にカレンダーはリセットされます。
ブランドによっては基準が厳しく定められているものもあり、その場合は規定に沿ってカレンダーも戻していますが、そういった時計以外の物はメンテナンスする技能士さんの匙加減によって異なります。
そのためカレンダーの切り替わるタイミングが0時でなくても故障ではないのでうが、気になる方は有料になる場合もあるが再度調整をお願いするのが良いでしょう。
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お客様からいただいたご質問
Q:ツーリングの際に使用していたクオーツ時計ですが、日付が変わるタイミングが午前1時20分頃に変わるようになってしまいました。原因不明で日付変更禁止時間帯に操作した覚えもなく、オーバーホールに出すか悩んでいます。
A:オーバーホールされていないのであれば、是非やるべき!クオーツの場合はユニットごと交換になる場合もありますが、組み立て時に一度リセットされるのでカレンダーが変わるタイミングも変わります。
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まとめ
時計のカレンダー機能には様々な種類があり、使う方の用途や環境によってお選びいただくのが良いでしょう。
また機能が多くなるとその分、時計本体の金額はもちろん、メンテナンスにお金がかかってくることも考慮いただいた方が良いでしょう。
カレンダーを調整する際には日付変更禁止時間帯がある事も覚えておきたいポイントです!