クォーツと機械式時計の時間の合わせ方、実は違います。

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今週の時計に関する日曜日勉強会は

クォーツと機械式時計の時間の合わせ方、実は違います。

今回は「実は違うクォーツ時計と機械式時計の合わせ方」こちらについて解説をしていきたいと思います。

また別の動画ではカレンダーの調整についても紹介しております。

過去動画の腕時計・懐中時計のカレンダー調整、こちらもご覧いただければと思います。

また、こちらの動画は概要欄にも載せておきますので是非そちらもご覧ください。

時計を使っているといつか必ず訪れる時間合わせ。

クォーツの時計で言うと電池切れ、機械式時計で言うとゼンマイが止まってしまったとかカレンダーの日付が変わったりして調整する必要がある場合が出てきます。

必ず出てきます。

ここで実はクォーツと機械式時計ではやり方が若干ですが異なります。

この二つの異なる時間帯というのを今回は実物を交え解説をしていこうと思います。

これを知っておくだけで後に影響することが把握できるというところもありますのでぜひ最後までご覧ください。

それでは今回は時刻の合わせ方をしていきたいと思います。

機械式時計の時刻合わせ

クォーツと機械式時計の時間の合わせ方、実は違います。 – YouTube

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まず機械式時計で。オリスのプロダイバーです。

現在今こちらの機械は止まっている状態となります。

本日が26日の午後5時25分ということを想定してやっていきましょう。

まず、止まってしまっている場合からスタートする、こちらからスタートするんですけども、まずゼンマイを巻いて時計を動くようにします。

はい、秒針が動き出しました。

この辺りぐらいまでで結構です。

あまり過剰にリューズで巻いても切り替え車から擦れて後の故障の原因となりますのでやりすぎないようにしましょう。

秒針が動き出すまでで大丈夫です。カレンダー合わせましょう。

本日が26日と設定しますので、現在25日。

では時刻合わせの状態にします。

ちなみにこの時点では午前か午後かというのはわかりません。

日付が変わりました。

つまり今これで午前の状態です。

今から午後に入りました。

夕方の5時25分とするとこの辺りですね。

はい、機械式時計というのはこのように時間を進めて止めます。

決して逆戻りにはせずに時計回りにしか時間を進めません。

これで完了ということになります。

かなりシンプルなやり方ですね。

しっかりにねじ込みがある場合はねじ込みを閉めて、あとは使ってあげましょう。

クォーツ時計の時刻合わせ

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お次はこちらのクォーツ時計を合わせてみたいと思います。

こちらはカレンダーのついていないノンデイトのタイプとなります。

まずは12時方向まで秒針が来るのを待った後でリューズを引き上げて時刻調整の状態にします。

この時点でリューズを引いて止めました。

後は先程の機械式時計同様、時間を進めて時刻へ早送りします。

5時25分となるとこのあたり。

機械式時計は先ほどこの状態でリューズを解除しましたけれども、クォーツの場合は一旦行き過ぎます。

そして戻します。

今も25分と仮定してリューズを元の位置に戻します。

これで時刻合わせは完了です。

機械式とクォーツ、なぜ時刻合わせ方法が異なる?

先程のようにクォーツと機械式では若干やり方が異なります。

なぜやり方が違うのか。

機械式時計は手巻き・自動巻きにかかわらず針を動かす際必ず時計回りに動かす必要があります。

しかしクォーツの場合は逆で、設定した時間を若干、5分から10分ぐらいの感覚を行き過ぎて針を戻して設定するわけなんですけれども、ここに必要な遊びと言いますか「バックラッシュ」という遊びがあります。

このバックラッシュが必要な理由としましては、歯車が隙間なく、もしバックラッシュがなく隙間なく噛み合っている場合、やはりこうキチキチになっているので歯車同士が噛み合って動きにくいです。

本来なら1点の力で動くものが何点にも力がかかるため動きにくいのと摩擦しやすくなって故障の原因に繋がりやすいですが

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画像でいうとこんな感じで歯車がかみ合っています。

必ずの後ろの方に若干ですが遊びがあるということなんですけども、これはもう必要な遊びということになります。

これは時刻合わせをするためには先程の機械式時計のように同じように時刻普通に進めて戻す場合、それを繰り返すことでズレというのは若干ずつ大きくなってきます。

で、ある日突然見ると全然秒針の位置が中途半端な真ん中ぐらいになっているなんてことも発生してしまったりするんですがこれ結構故障と見受けられません。

メーカーとしても60刻みであれば正常品とみなすのが普通です。

なのでこれはユーザーの方が時刻を調整する際に行き過ぎて戻すということちゃんと繰り返していただくだけでちょっと針ってのは戻ります。

なのでそういう風にして使って頂きます。

この針のズレというのはあんまり気にならない程度で行けるかと思います。

ズレというのはどうしても完全一致ってのはまずないことも理解した上で合わせていただければと思います。



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