時計に関する勉強会 時計に関するご質問 リクエスト Q & A

いつも正美堂時計店（ショウビドウ）をご覧いただき 誠にありがとうございます。
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ウォッチバイヤー　専務こと合田圭四郎です。
Thank you for watching.

今週の時計に関する日曜日勉強会は

時計に関する勉強会 時計に関するご質問 リクエスト Q & A

今回の動画では「時計に関するQ&A」
こちらについてお答えしていきたいと思います。

分厚い時計でも入るワインディングマシーンが知りたい

まず一人目の方、ごじょうげんしずか様、ありがとうございます。

一応調べさせて頂いたんですけれども、詳しいサイズが、品番と言いますか指定が分からなかったので例えばブライトリングでしたら「アベンジャー」っていうモデルがあるんですけれども、アベンジャーで直径が45ミリですね。

あとはタグホイヤーの「フォーミュラ1」という時計なんですがこちらもすいません、調べた感じでは直径はわかったんですけれどもこちらで自動巻きで44ミリでした。

で、ここで見て頂きたいんですけども、当店で画像一度撮影しています。

こちらに使っているのはリトアニアブランドの「ボストックヨーロッパ」。

こちら「エクスペディション」というモデルの自動巻きの時計を一度ブリックワインダーにかけてみた写真を撮っているんですけれどもこれが直径は47.6ミリ、大方48ミリぐらいあるんですけれども、厚みがなんと17ミリとかなり分厚めです。

しかしながらこれでブリックワインダーに収納はちゃんとできております。

動作確認もしてますので全然問題ないかなと思います。

またブリックワインダー、当店で一番お勧めしているワインダーではあるんですが、やっぱりコレクションが増えるごとに増やしていけると。普通に三本入り、五本入りとかで持ってないのにその隙間が空いてしまうっていう風になるんですが、ブリックワインダーの場合は持つコレクションに応じて増やしていけるっていう利点があります。

で、あとは表の風貌と言いますかカバーの方を外して頂くとある程度分厚めのサイズなんかも対応できるのでぜひこういったモデルチャレンジされてはいかがでしょうか。使いやすいかと思います。

正規店でオーバーホールを依頼したのに…

はいそれではお次の方。
こてつ様、ありがとうございます

時計は機械ものというのもあり、何かしらの条件が整ってそういう風に悪い状態が起きてしまったんじゃないかなと思いますが、

本来であれば正美堂時計店では基本的にお客様の修理品とかオーバーホールも含めてなんですけれども販売はもちろん、必ず出荷前の検品というものを行っております。

この時に歩度とか一日日差がどれぐらい生じるのかっていうのをタイムグラファーなんかで測ったりしますし、ある程度そのチェックをした上でお送りしているのでそういったのはあり得ないんですけども、

例えば確率的に無いと言えないのが運搬中に何かしてしまったとかこういうのはあり得ます。

どうしても運搬中に落下させてしまって中の調子が狂ったうえでお届けしてしまうってことはあるんですけども、今まで当店も長く商売インターネット使ってやってるんですけれども、

そういったことはないので何かしらのミスとか重なったんじゃないかなと思います。

正規店だから信頼して頂いたのにすごく残念な気持ちがとてもよく分かります。

わかりますけれどもやっぱり運というよりはそのお店の信頼度っていうのを是非考えられてはいかがでしょうか。

ちゃんとしているところはもちろんちゃんとしております。

まこの同じ時計店でも皆さんが同じ基準ではないということを覚えて頂きたいですね。

僕たち勿論高知県にもたくさん時計屋さんがあるんですけれども皆さん基準が一緒ではありません。

ただ当店は正美堂は正美堂の独自の基準を設けているので正美堂の基準に沿った検品を行った上で発送をさせて頂いております。

なので当店でやった場合はこのように20分遅れるみたいなことはありえないですね。

必ず出荷前とかお渡し前に検品を行っているのでこういうことは無いかと思います。

そのお店さんがどういった感じで管理されていたのか分からないので何とも言えないんですが、一度そういったところも直球でも尋ねられてもいいんじゃないかなと思います。

「ETAポン」時計のおすすめを教えて！

それではお次の方。
初めての機械式はボーイ様、ありがとうございます。

「ETAポン」という言葉自体が割といい意味ではなく、悪い風に使われております。

ご存知の方がほとんどだと思うんですけどもETAのムーブメントをポン付けする、いわゆる何も加工せずに、努力をせずそのままポンづけしたっていうか

そういった少しバカにしたといいますか蔑んだ感じのような意味合いで使われていたりするんですけれども、実際、今のところ2020年問題以降、ETAを付けているブランドというのはかなり減ってきました。

もちろん同じグループ内であるスウォッチの時計なんかはそっちグループは基本的にはETAのムーブが使われているんですけれども、それ以外は特定のブランド以外なかなか今ではどちらかというとセリタのほうが多い感じでしょうかね。

だからといって「セリタポン」というかと言うとそれはまた違う気もするんですが、セリタの時計でもきちんとしている、例えばオリスなんかもポン付けはしていないんですけれども、セリタのムーブをベースにしていますし、他ブランドでも結構セリタが多くなりました。

ダボサなんかもセリタが使われてますね。

ただ、それだからと言って悪いことは全然ないです。

結構使われているモデル自体がETAの場合は紹介するほどないということで全然なんですが、もしセリタであればお問い合わせ頂きましたらタイプとか伺った上でこのようなモデルがありますよっていうのはご紹介ができるかなと思います。

回答としては以上となります。

少しでもこういったご質問などで解消して頂ければ嬉しいです。