それ、時計の劣化の原因になっているかも？時計の機能はたまに使うべき？

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ウォッチバイヤー　専務こと合田圭四郎です。
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今週の時計に関する日曜日勉強会は

それ、時計の劣化の原因になっているかも？時計の機能はたまに使うべき？

今回の動画では「時計の機能はたまに使うべきか」こちらについてお話をしていこうと思います。

買った当初は割と頻繁に使うんですけれども、後々放置されがちな時計の機能についてお話をしていきたいと思います。

時刻のみを表示するシンプルな時計ならいざしらず、そういった時計は何もする必要はないんですけれども、自発的に自分が操作しないと動かない部分っていうのがあります。

その場合はそのまま使わずに置いてしまうと時間が経ってしまって劣化してしまうということがどうしてもあります。

時計を大切にご使用いただくためにも、どうやって維持すべきかを今回の動画で解説しております。

機能を使わないまま放置すると……

まず「機能を使わないままだと知らぬ間に壊れていることがある」ということを理解しておきましょう。

時計は使用している限り人体から出る垢とか外部から汚れが隙間に入ってしまうことがあります。

無意識についてしまった汚れはとても厄介で、気がつけば数ヶ月、数年単位なんかで放置してしまうことがあるんです。

そうなったらその場で取り除いていれば別に後々問題はなかったはずなんですけれども、しっかり後になってしまったりとか、放置することが原因で錆が出てしまうとか、そういった取り返しのつかないものへと発展してしまう可能性がある、ということなんです。
こちら、まず理解しておきましょう。

使ってない機能もたまに動かしてあげよう

はい、お次は「使ってない機能もたまに動かしてあげるべき」。

よくあるのが、ダイバーズウオッチの逆回転防止ベゼルですね。

こちらは最初のあたりは使ったりするんですが、一時間のパーキングメーターに使ったりとか、ちょっとした時間の計測に使えるんですね。

一時間以内であれば使えるんですけれども、後々使わなくなったら気がつけばかなり動かしてないといういう風なことがあるんです。

なので、適度に動かしてあげる。
まあ別にこれは何日に何回みたいな規則的にやるものではなくて、たまに不定期でもいいですから動かしてあげることによって劣化を防げます。

逆回転防止ベゼルといえど錆びないわけではないです。
錆びてしまったら動かなくなってしまいますので、結構固まったりしている方は要注意、といった感じでしょうかね。

こまめに掃除してあげるのもひとつなんですけれども、防水性能の高い時計なんかはこう水洗いができるので楽なんですけれども、

そうでない時計の場合、水にジャボンと漬けるわけにも行きませんから、爪楊枝とか後は歯ブラシとかを使って今日び、百均なんか行ったりしますと格安で手に入りますので

そういったところで日常で使っているものを流用して時計のケアに役立てるというのも一つの方法かなと思います。
そうなると、お金もかからないので便利かなというところですね。

現在人気のブロンズこそ気を付けるべき

近年、エイジングが楽しめる素材として人気が高まっているブロンズなんですけれども、やっぱり使っていない部分の劣化がブロンズ、早いです。

「緑青（ろくしょう）」といいまして、緑っぽい自由の女神みたいなあんな錆びになっているのがブロンズの魅力ではあるんですけれども、

あくまでもあれは使っていない部分に対して出るものであって、頻繁に使ってるところにはそんなに出ないんですけれども、このダイバーズウォッチのベゼルなんか、まさにこれなんです。

使っていないとどんどん固まってしまいます。

で、完全に錆びてしまうと本当に動かなくなるので、やっぱり完全に錆びつく前に適度に動かしてあげることである程度の頻度で動かしてあげるといい状態をキープできるかなと思います。

ぜひそういった時計は特に気をつけましょう。

まとめとしては、今使っているコレクション、またはコレクションしている時計って、放っておいても動く部分と人が操作することによって動かせる部分があることを理解しましょう。

それを分かっておけば操作する部分はある程度の頻度で使ってあげることによってこの劣化のスピードも分かるといいますか、月に一回ぐらいのペースでもいいので自分で操作していることによって何かしら不具合をきたした時に「あっ一月前までは動いていたのにな」っていうことが気付けます。

で、そういった確認にもなるのでぜひたまに動かしてあげましょう。

電池の持ちを良くするためには？

過去の動画でいただいたコメントを紹介させていただきます。

はい、やっぱり動かしている限り電池は徐々に消耗していますので、一つの方法としてはリューズを引いた状態で止めておく。

そうすると電池が消費されないので、あとは「電池を抜く」なんですけど、電池抜くはなかなかね、時計屋さんとかに持っていかないとできないんですけれども、その二つをやっていただくと電池を抜く、は一番手間暇かかりますが、正確な方法です。

電池も劣化しませんし、時計も劣化が止まるという事なんですが、使いたい時に使えないっていうのが一つ不便なところなのでこの場合はリューズを引いて止めておくのが一つの方法ではないでしょうか。

ただ、リューズを弾いて止めておくと引いた状態なので伸びてます。

なので何かダメージが外的ショックが来た場合、リューズが壊れてしまう可能性もあるのでそこは気をつけて保管したらいいのではないでしょうか。

はいもうひと方コメントいただいておりますので紹介させていただきます。

やっぱりたまに動かしてあげてください。

本当に先ほど言ったように一月に一回僕は出張行くたびにクロノグラフは動かすということを決めてますので、そういった感じで動かしてもいいんじゃないでしょうか。

たまに動かしてあげることによって故障を未然に防げる場合もありますので、ぜひお試しください。