ドイツ製ブランド「ラコ Laco」パイロットウォッチ。ドイツ空軍を支えた腕時計。

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ウォッチバイヤー　専務こと合田圭四郎です。
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今週の時計に関する日曜日勉強会は

ドイツ製ブランド「ラコ Laco」パイロットウォッチ。ドイツ空軍を支えた腕時計。

こちらの動画は、日本の皆さんに時計の面白さを少しでも知っていただきたく
正美堂時計店が取り扱う時計を真面目に紹介する動画です。

今回ご紹介するのはドイツブランド「Laco(ラコ)」。
1925年フリーダ・ラッハーとルードヴィッヒ・フンメルによって創業されたラコ。
日本では「ラコ」というブランド名が浸透していますが、正しくは「ラッハー＆co」と呼ばれています。

第二次世界大戦時にはドイツ空軍のパイロットウオッチを製造。
当時、ドイツ空軍へのナビゲーションウォッチの納入を認められていたメーカーは世界的にも有名な「IWC」「ランゲ＆ゾーネ」「ストーヴァ」「ヴェンぺ」そして「ラコ」となります。
ラコの時計がいかに「精度」「品質」の高さを評価されていたのかが想像できます。

現行のラインナップではスイスムーブメントのみならず「MIYOTA(ミヨタ)」を使ったモデルや、クォーツなど幅広いモデルが存在します。
最近ではダイバーウォッチも存在しています。

各モデルには世界各国の都市名が付けられており、興味のある都市がどんなモデルなのかを見ているにも一つの楽しみと言えるでしょう。

特にラコらしさを残しているのがこちらのオリジナル。

航空計測に分類される「FL23883」という当時の機密記号がケースに刻印されているのが特徴です。
裏蓋にも当時の称号が刻印されています。

頑丈さを誇るリベット付きのベルト。
マットな仕上げのケース。
玉ねぎ型のリューズ。そして文字盤にはブランド名が書かれていないなど、当時のディティールをそのまま復刻しているのも大きな特長です。

ちなみにこちらはAタイプの文字盤とBタイプ、この2つがオリジナルとして存在します。
またオリジナルを忠実に再現した直径55mmの大型ーサイズも存在しています。
こちらにはスイスの手巻き式ムーブメント「ユニタス」の改良型が搭載されており、センターセコンド・ハック機能がついた面白みのある機械になっています。

現行モデルでは当時存在していなかった懐中時計も作られており、直径58mmの存在感のある大きさになっています。

タイプは2つあり、幅広く刻印ができるタイプとシースルーバック仕様の2種類が存在します。

ラコは夜光性も優れており、現在はルミノバがインデックスと針に塗布されています。

暗い所での視認性は抜群で、一部のモデルではこのように文字盤全体がルミノバになっているものも存在します。
懐中時計も文字盤全体が発光するタイプが出ています。

軍事用途から誕生したラコ オリジナルは、派手さはないものの実用性の高い時計に仕上げられています。

特にオススメのラコ時計はこちら

・当時のパイロットデザインをそのまま残し、現代風にアレンジ。伝統を伝え続ける腕時計。
ラコ（Laco)　自動巻き パイロットウォッチLaco24系 ミュンスター 腕時計 861748

・Laco01系　手巻き式 オリジナルパイロットウォッチ「Dortmund（ドルトムント）」
ラコ（Laco) オリジナルパイロットウォッチ Laco01系 手巻き式 ドルトムント 861751 腕時計

・ケース径 58mmのド迫力、全面蓄光に驚き！懐中時計。
Laco(ラコ)　手巻き式 ポケットウォッチ ネイビーウォッチ 861204 裏蓋スケルトン/懐中時計