米軍が愛用したリアルミリタリー

米国国防省が定めた軍指定装備規定であるミルスペックを正規納入していたSTOCKER & YALE社。2000年に時計事業からは撤退したリアルミリタリーブランドで、時計の針やインデックスに採用されていたのがMB-マイクロテック社が開発したトリチウムガスライトチューブ(trigalight)。元々は軍事用コンパスに使われていたトリガライトを時計と組み合わせる事で、厳しい環境下でも使えるミリタリーウォッチが誕生しています。

STOCKER & YALE社が時計時計事業から撤退したため、トリガライトの本家本元であるMB-マイクロテック社が、ミルスペックの仕様をそのまま引き継いだトレーサー(traser)でH3シリーズを復活させ、1980〜2000年に100万本以上もの数を米軍へ納品した実績を持ちます。

今では廃盤となってしまったけど、タイプ6はブランドロゴなど装飾の一切を省いた無骨な時計で、現行のP6600へと続くものの、未だ在庫の問い合わせがある人気の高いモデルで、新品はもうないんでたまに中古品を販売してます。

2010年に公開した映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」で青島刑事のM-51モッズコートとこの時計の組み合わせは、年代は違えどともに米国ミリタリーで統一されとても似合ってました。

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