低温で何度も焼き、手間ひまかけて仕上げるブルースチール針。塗料を塗ったブルーカラーの針と混同されがちですが、全然違います。ブルーカラーは一見鮮やかに見えますが、それは塗料を塗っているためで、深みがある色合いのブルースチール針とは似て非なるもの。ブルースチールは焼くことにより表面が酸化し、耐久性が上がる昔ながらの手法で、タイミングを間違えるときれいなブルーが出せない、職人の技法が求められる方法。
そのため高級時計に使われることが多く、自然とこだわりの強いハイスペックな時計に使われがち。価格もブルーカラーとは比べ物になりません。
時計を製作する時、両方お見せすることで選ばれるブルースチール針は、正美堂オリジナルウォッチでもご要望いただく事が増えました。
2025年2月15、16日に表参道で開催予定の懐中時計展示会で実物を出展予定です。
完全予約制となっておりますのでぜひ今のうちにご予約ください。
https://www.syohbido.co.jp/item/00006exhibition.html
正美堂時計店 ウォッチバイヤー兼時計修理三級技能士 合田圭四郎
主な専門分野
腕時計や懐中時計の仕入れ、販売、オリジナルウォッチのデザインや組み立て。スイスで開催されていた世界の見本市バーゼルワールドや香港ウォッチフェアーなど国内外の展示会への参加。秋葉原にて毎年懐中時計の展示会を開催
時計知識を深めお客様に時計の魅力をお伝えするため、2009年より毎週日曜日YouTubeにて時計に関する勉強会動画を配信。
背景
1979年、高知県高知市の老舗呉服屋の四男として誕生。時計好きが高じて2006年より正美堂時計店に入社。フライトジャケットやジーンズなどアメカジ、バイクをこよなく愛する。あらゆるお客様の環境を理解するため、腕時計は常に左右両方に着用。2019年、正美堂時計店創業50周年の節目の年に正美堂オリジナルウォッチを開発。
●正美堂時計店●
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