小さい怪我も甘くみてはいけない

小さい怪我も甘く見てはいけない

先週の日曜日、倒れて割れた鏡を手で集め回収。途中でチクッと指先に痛みが走り、見ると親指を破片でカット。わずかに入った傷から出血、その後も傷口あたりを触ると針で刺されたような痛みを感じるので、あまり触らないようにして放置。

翌日には傷口も塞がり、違和感はあるものの大丈夫であろうと過ごしていたら、何かものを持ったり触ったりする時や、時計のゼンマイを回すときにチクッと針で刺されたような痛みを感じる。そういえば、傷口の部分を見ると、何やら黒っぽい点のようなものが皮膚の下に見える。気持ち膨らみもあるような・・・。

もうすぐ一週間が経とうというのに、時々くる痛みは相変わらず。重い腰を上げ、傷口のあたりの皮膚を刃物で切開、黒い点までは到達しないも、少し近づく。

こうなれば勢いでいくしかないと、黒い点めがけて皮膚を切っていく。すると天井の明かりに反射してキラキラ光るものが出てきました。写真には収まりませんでしたが、肉眼でも見える程度だったので、もしやと思い取り出してみると、案の定鏡の破片。

周りの皮膚を切ったため痛みはあるものの、あのチクッとくる痛みが消えた気がします。

これでも技能士の端くれなので、指先は大事にしようと思わされた瞬間でした。

正美堂 合田圭四郎

#正美堂 #正美堂時計店 #手は大切に

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