いつも正美堂時計店(ショウビドウ)をご覧いただき 誠にありがとうございます。 https://www.youtube.com/user/syohbido0512
ウォッチバイヤー 専務こと合田圭四郎です。
Thank you for watching.
今回の動画は
「宇宙に行った時計【歴史・時計紹介!】」
こちらについてお話をしていこうと思います。
よろしくお願いします。
宇宙に行った時計【歴史・時計紹介!】
それでは今回は「宇宙に行った時計」について解説していきます。
12月2日は日本人宇宙飛行記念日です。
日本人が初めて宇宙に行ったのが12月2日と言われてるんですが、
2021年12月8日ZOZOTOWNの開設者である前澤さんが宇宙に行ったことが記憶に新しいかと思います。
そこから早くも1年が経っていますが、
この宇宙に行った時計について、少し時系列で遡っていきたいと思います。
人類で初めて宇宙へ行ったガガーリン。
まず、この宇宙に行った時計として有名なのがオメガのスピードマスター。しかしながらこのスピードマスター、このアポロ11号で宇宙に行ったのは1969年となっております。
1969年は正美堂時計店が創業した年でもあります。
では人類で初めて宇宙に行ったのはいつか?というと、
こちらが1961年の4月13日、
ユーリー(ユーリィ)・ガガーリンが人類で初めて宇宙に行ったことが記録されています。
有名なセリフで言いますと「地球は青かった」
本当は言ったやら言ってないやら色々噂はあるんですが、
人類で初めて宇宙に行ったことには変わりのない方になります。
その時に着用されていたのがシュトゥルマンスキー。
こちらの時計ブランドが着けられておりました。手巻きの時計です。
人類で初めて宇宙に行った人であると共に
人類で初めて宇宙へ行った時計でもあるのが
こちらのシュトゥルマンスキーになります。
日本人で初めて宇宙へ行った秋山豊寛さん!
では日本人で初めて宇宙へ行ったのが誰かと言いますと
秋山豊寛さんという方になります。
TBSの記者であった秋山さんが宇宙へ行ったのは1990年(平成2年)。
本来は毛利さんという方が宇宙へ行くはずだったんですが、
NASAのトラブルにより秋山さんが先に宇宙へ行くこととなった、
その計画の方が先になってしまったということで
宇宙に行ったことが有名な話なんです。
秋山さんが宇宙に行った時も
シュトゥルマンスキーの腕時計が着けられていたのが有名な話です。
ちなみに宇宙空間で初めて発声された日本語が
「これ本番ですか。」という言葉なんですけれども
やはりジャーナリストの方らしい言葉だなと思います。
秋山さんが宇宙へ行った時に着用されていた時計がシュトゥルマンスキーのクロノグラフなんですが、こちらはでガガーリンと同じ手巻き時計となっております。
当時物と全く同じスペックなのがおもしろい!
こちらに2本の時計があります。
↓1990年当時、秋山さんが宇宙に持っていたものと
同年代のシュトゥルマンスキーの手巻きクロノグラフ。
↓こちらと復刻モデルのシュトゥルマンスキーのクロノグラフ。
少しこちらの方が大きさがあります。
少し直径が大きいですが、
同年代に発売されたオケアンの復刻モデルと同じケースを使っておりますので
左側にもインナーベゼルのリューズがあり少し大きめの機械となっております。
仕様としてはほぼこのケース以外違いが無いです。
同じ年代のムーブ。同じ年代。同じデザインの文字盤とまさにリアルな復刻という時計ですね。
お次は左側にある時計がガガーリンが
当時宇宙へ持っていたものと同年代の時計。
右側にあるのが
シュトゥルマンスキーのガガーリン復刻モデル。
ともに33ミリ径の大きさになっております。
忠実に復刻されているのが見て分かります。デザインもほぼ同じ。
今見ていただいた2点の時計は
もちろん復刻ではあるんですが、
シュトゥルマンスキーの時計の復刻というのは当時と同じ機械が使われているところが面白いです。
よくある復刻モデルというのはやはり現代版のムーブメント、現代のパーツで構成されているんですけれども、先ほども出した2点・・・クロノグラフの方はオケアンと同じ機械だったので当時と同じというわけではないですが、ガガーリンの復刻にしろ当時と同じクオリティ、同じ機械というのを使ってまして本当にリアルな復刻版として再現されているのが面白みがあります。
しいて言うならばガラスが素材が違うといった感じでしょうか。
当時はアクリルガラスが主だったので今は違うんですけれども、リアルな復刻になっており個人的にも見ていて面白いのがシュトゥルマンスキーの時計かなというところで結構気に入っております。
このようにシュトゥルマンスキーの時計は
事実上、世界で初めて宇宙に行った時計として認知されております。
前澤友作さんが宇宙に行った際の時計。
ちなみに少し脱線して話しますが、
あの前澤さんが宇宙に持っていった時計についてですが、
その時計は2001年に誕生したリシャール・ミル(Richard Mille)という
本当に何百万というよりは何千万クラスのかなり高級な時計なんですけれども
この時計を前澤さんが宇宙飛行の訓練に訪れる際に腕時計を着用せずにケース(箱)に入れて持ち込んだところ、空港の税関で引っかかってしまって、足止めと言いますか、かなりお金を払わされたというのが有名な話があります。
実は僕もこれ経験がありましてバーゼルワールドに行ってた頃にやはり時計屋という立場上、
ずっと同じ時計を着けるわけにもいかず、TPOと言いますか、メーカーに合わせて着用する時計を用意していましたが、最初はどういう風に時計を持ち込んでいいのかも分からず、
自分がその時、絶対忘れなかったものがカメラなんですけれども、カメラバッグの中に入れておけば忘れないなという発想をしまして、時計をカメラのバッグに入れて持ち込んだところ、
やはり税関といいますが、入国した途端に止められまして、このバッグに何が入ってるか?
お前これ密輸ではないか?というふうに疑われまして、取調室に連れていかれて、かなり怒られたのを思い出します。当然やっちゃいけないことですが・・笑
難しいんですよね、スイスは結構厳しいところだったので正しく申告しても税金取られたという話も聞いたことがあるぐらいですから、
やはり時計を多数持ち込む際はきちんとした手続きを日本から踏んでいただければと思います。
僕も今は絶対ちゃんとした手続きを踏むんですが、当時は無知ということもあってかなりヒヤヒヤした思いをした覚えがあります。
今回の動画は以上となります。


正美堂時計店 ウォッチバイヤー兼時計修理三級技能士 合田圭四郎
主な専門分野
腕時計や懐中時計の仕入れ、販売、オリジナルウォッチのデザインや組み立て。スイスで開催されていた世界の見本市バーゼルワールドや香港ウォッチフェアーなど国内外の展示会への参加。秋葉原にて毎年懐中時計の展示会を開催
時計知識を深めお客様に時計の魅力をお伝えするため、2009年より毎週日曜日YouTubeにて時計に関する勉強会動画を配信。
背景
1979年、高知県高知市の老舗呉服屋の四男として誕生。時計好きが高じて2006年より正美堂時計店に入社。フライトジャケットやジーンズなどアメカジ、バイクをこよなく愛する。あらゆるお客様の環境を理解するため、腕時計は常に左右両方に着用。2019年、正美堂時計店創業50周年の節目の年に正美堂オリジナルウォッチを開発。
●正美堂時計店●
✔︎毎週、時計についての勉強会動画も配信中!
✔︎ラジオ配信始めました!