トケマッチの事件で思うこと

リセールバリューが高い時計ほど被害にあったであろうトケマッチの事件は酷い話だと思いますが、時計に対する価値観を考え直すいい機会です。そもそも大切なコレクションをマッチングを通して知らない人へ貸すこと自体、僕は絶対おすすめしないやり方です。

壊されてしまう、または盗まれてしまった時、ましてや今回のようにサービスを提供する側が集めた時計を売却してしまう場合、貸し出していた人にリスクが集中するのは明白。

貸し出す側に発生するリスクの可能性を考えると、レンタルによるリターンはあってもハイリスク・ローリターンな図式でしかありません。もともと所有するコレクションを貸したのならばまだしも、ローンを組んだり借金をして購入した時計を貸すなど論外。

悪質な業者が今後出てこないことが一番ですが、世の中そんなに上手い話はないと時計のオーナー自身が意識する必要があると言えるでしょう。欲しくて手に入れた時計はオーナー自身が使うのが最もいい方法なのです。

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