いいものはリサイクルできる

懐中時計は携帯する時計のルーツであるものの、現代の主流は腕時計。ボーア戦争で活躍する兵士が懐中時計を腕に巻いて使用したことから、実用的な腕時計の歴史は始まり今に至ります。

100年以上の長い歴史が続くブランドは、必ずと言っていいほど懐中時計からスタートしているわけですが、2025年の現在では世界情勢などからパーツの高騰が続き、多くのブランドで懐中時計が廃盤になったり生産が中止とネガティブな情報が入ります。

懐中時計であれば何でもいいというわけではなく、スイス製のものはムーブメントのみならず外装パーツも品質がいいこともあり、パーツをリサイクルして組み立てても上等な時計ができます。

オーバーホールしリフレッシュされた手巻きのユニタスムーブメント、リサイクルした外装パーツで組み立て完成した時計のゼンマイをひとたび巻くと、ロービートを奏でながら元気に動きはじめ「まだまだ現役だ!」と時計から主張されているように感じます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール