人間は「時」と共有し生きています。時とともに生活をしています。
朝起きる時も学校や仕事に行く時も、ご飯を食べる時もデートする時も遊ぶ時も・・・そして寝る時もすべて「時間」と一緒に過ごしています。
時間を知るのに必要なのは「時計」。時計がないと今何時なのか?を知ることは絶対にできません。
時間を知るのに便利な「時計」ですが、一言で「時計」と言ってもその種類は多数あります。
腕時計、懐中時計、掛け時計、目ざまし時計・・・機能は機械式、クォーツ・・・、素材は?ベルトは?形状は???
決してお安くない時計。そして今の時刻を教える、あなたの頼もしい相棒になる時計。
こちらのページは「時計を選ぶ際の参考」にしていただけるページです。今さら聞けない「時計の種類の基本」を書いています。
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ムーブメントは「クォーツ式」「機械式」と大きく2つに分かれます。
その中でも「機械式」は「手巻き式」と「自動巻き」があります。
ウォッチバイヤーである「合田(ゴウダ)」は電池も使わない機械式時計を好み、代表である「川村(カワムラ)」は置いておいても止まらないクォーツ式(電池式)を好みます。
これも人それぞれでご自分の使い勝手がいいムーブメントをお選びいただいたらと思います。
ちなみにムーブメントとは「時計の動作機構など運動する機械、機械の運動部分」のことを指す言葉を言います。(ウィッキペディアより)
クォーツとは電池を動力として動く時計を言います。
1秒間に数万回の振動数を実現する水晶振動を用いています。
1969年世界初のクォーツ(水晶)式腕時計「セイコー・アストロン」を発売。
今では世界中で当たり前のクォーツ式時計。
まず何と言っても「置いておいても止まらない」。今日着用して2日間着用しないで、また3日後着用して・・・その繰り返しでも止まることなくいつでも時を刻んでくれています。
クォーツ式時計は1本は持っておくと本当に便利です
女性スタッフおすすめ!
お手頃な価格帯が多く、置いておいても電池が切れるまでは止まらない! 時計初心者でも扱いやすいクォーツ式の時計。 私は仕事やプライベートなど、使い分けて時計を使うタイプです。その日のファッションでも時計を変えたくなります。 なので機械式時計ばかりを持っていると、いざ使う時に時計がほとんど止まっているので、また巻いてあげるのが面倒臭く感じます・・・ 「今日はこの時計使いたい!」と思った時にパッと腕に巻いてサッと時刻が見える「クォーツ式」時計が便利なので重宝しています。 |
もちろん電池が消耗します。電池がなくなると電池交換をしなければ時計は動きません。
よく「時計屋さんに行くのは面倒だから自分で交換したい」と言うご質問をいただきます。しかしご自分で電池交換はしないで時計屋さんにて交換していただくことをおすすめしています。
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自動巻きとは、時計を着用した時に腕の動きに合わせてムーブメントに内蔵されているローターが回転し、それが歯車類に伝達することでゼンマイが自動的に巻き上げられ動く仕組みのことをいいます。
主にローター、切り替え車、伝え車、減速車、減速中間車、各穴車・香箱真、ゼンマイの順に力を伝達しています。
文字盤や裏蓋などに「Automatic(オートマティック)」と書かれています。
まず何と言っても「電池交換の必要がない」。最高のエコですよね。
電池交換行く手間がなく、もちろん電池切れもなし。
手巻きと違い、手でゼンマイを巻かなくても、腕に着用しているとまかれるので、仕事で時計を着用する方や毎日着用する方には問題ない時計です。
機械式時計が大好きな合田がオススメ! 私は時計を数本愛用していますが、1本クォーツ式(ティソ T-タッチ)以外は全て機械式時計。 一つの理由としては、クォーツと違っていきなり電池が切れることがなく生き物のように動き続けてくれるところ。 味気なさがない(クォーツ式好きな方はすみません)、自分の腕に巻いておかないとゼンマイが巻かれない、自分といつも一緒の愛着がわく自動巻きが私は好きです。 |
クォーツ式と違い、置いておくと止まってしまいます。止まってしまったときはリューズを回しゼンマイを巻いてあげなければいけません。
また1日に数秒誤差が出ることもあります。
秒単位で生活している人もあまりいないと思いますが、時間にそれも秒までの単位にまでこだわる方はクォーツが断然おすすめです。
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手巻き式は、時計を動かす動力であるゼンマイを手動で巻き上げる機構をもったムーブメントを言います。
腕時計もそうですが、よく懐中時計で多い機械式ムーブメントが「手巻き」です。自動巻きのように腕に着用できない懐中時計は「クォーツ」か「手巻き式」が多いです。
自動巻き時計と同じですが「電池交換の必要がない」。手巻き式も最高のエコです。
電池交換行く手間がなく、もちろん電池切れもなし。
また毎日決まった時間に巻いてあげることによって、電池式にはない愛着が持てることもあります。
こちらも同様クォーツ式と違い、置いておくと止まってしまいます。また手巻き式時計は手動なため、毎日決まった時間にまいてあげなければいけません。
よくゼンマイをどこまで巻ききったらいいのか?と言うご質問もいただきます。
力いっぱい巻けばいい、と言うわけではなく、ゆっくりと大きく巻いてあげるようにしてください。
また巻いていると巻きが固くなってきます。無理して巻いてしまうとゼンマイが切れる恐れもあります。
自動巻きと同じですが・・・、秒単位で生活している人もあまりいないと思いますが、時間にそれも秒までの単位にまでこだわる方はクォーツが断然おすすめです。あまりせっかちな方は機械式時計をおすすめしません。
機械式時計は自分が面倒を見てあげないと、時を刻むことをやめてしまい巻いてあげないといけない、ある意味子供みたいな可愛らしい存在です。
恋人にも一緒ですよね。優しく優しく大きな心で扱ってあげてください。 クォーツは時が止まることがイヤな方や面倒な方にお勧めです。腕時計を毎日着用できない方にはクォーツはおすすめですが・・ 毎日1回はゼンマイを巻く習慣が楽しいです! |
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購入するであろう時計の「防水性」を知らないで使っていたら大変なことになりかねません。
非防水なのに平気で着用して泳いでいたり、着用したまま食器洗いしたり、壊れる原因です。
しかし「ダイバーズウォッチ」という時計も存在しているので着用して泳ぐことができる時ももちろんあります。
あなた様が今後着用するであろう時計の「防水性」を知り、大切にお使いいただくことをおすすめいたします。
■非防水
防水性能が全くないモデル。 雨などにも濡れないように十分水に気を付けなければいけません。 雨が降りそうなとき、湿気が多いときには絶対に着用しないようにしてください。 |
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■30m〜50m防水
汗や小雨に濡れてもある程度は耐えられる防水性能。 洗顔などの水滴程度なら大丈夫です。 |
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■100m防水
雨やホースの水が時計に掛かっても大丈夫です。 ダイビングや水泳には使用できません。 |
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■200m防水
200mの防水性能であれば、スイミングや浅瀬でのダイビングは可能です。 |
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■300m防水〜
水泳はもちろん、深度の深いポイントでの本格的なダイビングにもご使用いただけます。 ブランドやその時計独自の機能がつけられているものも多数存在します。 |
絶対に注意していただきたいのが、防水性能があるからと言って着用したままシャワーを浴びたりお風呂に入ったり、サウナに入ったりは絶対にしないでください。
面倒であっても必ず外して入るようにしてください。 熱でパッキンが膨張したり水が入りやすくなったりして時計がダメになってしまいます。 また、正美堂スタッフ内で開催している「時計日曜日勉強会MOVIE」でも防水時計について配信しています。ぜひご覧ください。 また人気ブランドのダイバーズウォッチはこちらをご覧ください |
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腕時計の商品説明の際ある「ベルトの種類」。
ベルトの種類は大まかに「革ベルト」「ステンレススティールベルト」「ラバーベルト」「ナイロンベルト」「プラスティック」などがあります。
それぞれの「Goodなところ」「ちょっとBadなところ」を説明しています。
ベルト一つにもこだわる方はこだわります。ぜひ参考にしてみてください。
鉄に最低10.5%以上のクロムを含んでいる合金銅鋼のことを言います。
サビにくいのが特徴で、持ちがよく、スーツスタイルなどでもオフのスタイルでもどんな洋服にもなじみ、とにかく他のベルトに比べ優れています。表記に「ステンレス」「ステンレススチール」「SS」と記載されているのがこれにあたります。
またラバーベルトやナイロンのように一度亀裂が走ると使えない・・・というベルトでなく、使えて便利です。
デメリットと言えば、「冬着用する時に少しひんやりする」「重い」「購入時に他のベルトに比べ少し高い」「ラバーやナイロンやレザーなどと比べて重い。」などありますが、全体的に見てメリットのほうが多いです。
ベルトコマとコマの間に日頃の汚れやほこりがたまりやすいこともありますので、こまめにお手入れをしてあげてください。また磨いであげるとピカピカにひかりますよ。
一言で「革ベルト」と言ってもたくさん種類・カラーがあります。革ベルトのお色を変えただけでガラリと印象が変わります。
まるでそれは長髪だった女性がベリーショートでボーイッシュに変身したかのような印象に似ています^^;
革ベルトには「クロコダイル」「カーフ(牛」)」「トカゲ」「バッファロー」など様々です。
使えば使うほど自分流のいい味が出てくる革ベルト。しかしちゃんと手入れをしてあげないとただの劣化した革ベルトになってしまいます。日頃からのお手入れも大切です。
耐久性、弾力性に優れたゴム製のストラップ。
着け心地ち、肌触りがよくとにかく軽い。購入時もお手ごろな価格帯で手に入れやすいのも特徴です。
革ベルトに比べて劣化しにくく、アウトドアウォッチやミリタリーウォッチによく使用されているベルトです。
ウレタン製と比べて柔らかく、傷つきやすい素材ではあります。
水分に強く、シリコン製より更に金額がリーズナブルです。
シリコンに比べ少し硬めになっているのが特徴で、劣化すると加水分解で硬化してしまって、最終的には割れてしまうこともあります。
水に強いと言われているんですけれども、劣化の原因としても水分が入ってきます。
あとは塩分とか紫外線、そういったものが劣化のスピードに影響する素材です。
通気性が悪く放っておくと肌に弱い方はかぶれる場合もあります。
お手入れ方法は水で薄めた中性洗剤やせっけん水で洗ってあげるとある程度きれいになります。そのあとは必ず通気性のいい場所で乾燥させてください。またゴシゴシ力任せのお手入れはダメです。ベルトを洗う時は必ず時計にはかからないように気を付けてください。
耐水加工を施したナイロン製のストラップ。ミリタリーウォッチによく使われ、軽くて丈夫なことから高い人気を誇っています。ブレスレットを使っている時計に組み合わせると、驚くほど軽量化することができます。
ナイロンベルトもラバーベルトと同様、ほつれたり一度亀裂が入るとベルトがもう使えないため買い替える必要があります。しかし純正でないベルトでも1,000円〜ほどから購入できお手頃な価格帯で購入が可能です。
お手入れ方法は特にコレ!という必要はないのですが、ナイロンベルトを洗う場合は、バネピンを外し手洗いで洗うようにして下さい。
またお水等で洗っていただければ大丈夫ですが、汚れが特にひどくなった場合は新しいナイロンベルトにご交換していただくことをお勧めいたします。
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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。少しでも少しでもご購入前にご不安になっていたり疑問に思っていることが解決していただけたらうれしいです。 時計の用語についてはその他たくさんあります。 時計のスペックについてもっと詳しくたくさんお知りになりたい方は「時計の用語について」をご覧ください。 |