腕時計王 2014年春号の85ページに、ティソのクチュリエ スモールセコンド、T035.428.36.051.00が掲載されました。
2013年にスウォッチグループで開発されたムーブメント、Cal,2825を搭載したモデルです。今までの機械式モデルであれば、スモールセコンドなどの秒針はリューズの対角線上に位置されていましたが、2825ムーブメントの最大の特徴は、自由度の高さなのです。同じムーブメントを使っているモデルでも、文字盤や針の位置が全く異なるものが存在している珍しいモデルです。
エレガントなスーツなど大人が持つ時計として人気の高いクチュリエシリーズですが、このムーブメントが導入されることにより今後幅広いデザインが誕生すると思われます。
中心に時針、分針、秒針が位置される今までの時計に少し飽きてきた方にはかなり斬新な印象を持って楽しんでもらうことのできるモデルと言えます。
こういったデザインは今までクォーツでしか選べませんでしたが、これからは機械式でも選択肢に入るのが嬉しい限りです。
ウォッチバイヤー:合田圭四郎
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