無骨なロシア製ミリタリーウォッチの代表格として人気の高い、ボストークヨーロッパのルナホート2が腕時計王Vol.57 P84~85に掲載されました。
ボストークヨーロッパの人気モデルといえば、トリチウムガスチューブを搭載したエクラノプランに始まり、アンチャールなど防水性の高い時計です。
2013年のバーゼルワールドで発表されたのがルナホート2なのですが、特徴としては今まであったモデルよりもよりダイバーズウォッチとしての専門性が向上しているように思えます。10時方向には今までどのモデルにも採用されたことがないガス・エスケープバルブが搭載され、本格的なダイビングにも適した時計にレベルアップしています。
今までトリチウムガスチューブは、横向きに配置されているのが当たり前ですが、今回のルナホート2ではガスチューブが縦向きに刺さっているようん状態で配置されているのも大きな特徴です。
個人的に気になっていたモデルなので、入荷後すぐにどう映るのか確認してみたところ、文字盤を見るとトリチウムが大きな点のようになって光っていて、今まであったどのブランドの時計とも違う印象を受けました。
ベルトのネジもアンチャールと比べ形状が進化しており、ルナホート2では6角になっています。
この雑誌に掲載された頃は全然入荷の目処がたっていなく、シルバーカラーのモデルで発表当初79800円で販売される予定だったのが、いざ入荷すると89250円と値上がりしてしまっています。円安なので輸入品は仕方ないことなのですが、これ以上値上がりする前に押さえておきたい時計の一つと言えるでしょう。