当店が取り扱いブランドの中で、ミリタリーウォッチの代表格であるブランドといえばMTMスペシャルオプスウォッチです。
そんな中でもとりわけ人気の高いモデルが、人気海外ドラマであった「24」でキーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーが着用していたモデルとしても有名な、ブラックホークの後継機種であるファルコンシリーズ。
ファルコンよりも大柄で、無骨なスタイルを持つミリタリーウォッチのヴァルチャーシリーズがあります。
この人気2モデルではそれぞれに特徴があります。
どちらを選ぶのかは今後オーナーになる方の好み次第なのですが、比較を書き出してみます。
防水性
ファルコンは10気圧(日常生活強化防水)のため、水にはある程度強いですが水中での使用に耐えられる防水性能ではありません。
ヴァルチャーは20気圧防水なので、水中で使用できる条件を満たしており、防水性能に関してはヴァルチャーが強力となります。
ライトモード
ファルコン、ヴァルチャーともにライトモードが最も人気の高い理由なのですが、実はこのモデルには違いがあります。
ファルコンはバックライト、エクストラライト、エクストラライト点滅、バックライト常時点灯、エクストラライト常時点灯の5モードとなっており、充電が切れるまでライトを点きっぱなしにできます。
ヴァルチャーはバックライト、エクストラライト、エクストラライト点滅、バックライト常時点灯の4つのモードとなっており、ファルコンの方が1モード多くなっています。
充電
ファルコンには非接触型の充電器が同梱されており、時計を保管するスタンドに時計を乗せておくだけで充電される、という仕組みになっています。
ヴァルチャーは差込式になっており、充電器のコードはUSB形式になっているのでパソコンからも充電が可能で、付属のACアダプタをつけるとコンセントからも可能な選べるスタイル。
どちらも共に強い部分があり、甲乙つけがたいのです。
ちなみに、ファルコン、ヴァルチャーともに携帯電話のように内部の電池を充電しながら使用するのですが、この2モデルには違いがあります。
ファルコンはライト機能と時計機能の電池は同一となっており、ライトを頻繁に使い電池が消耗されると、秒針が通常の動きとは違う「電池切れ予告機能」状態になります。
ヴァルチャーはライト部分と時計部分の電池は異なっており、充電されるのはライト機能のみとなります。時計部分は通常のクォーツ時計と同様で、切れたらメーカーに送り電池交換を行う必要があります。
ファルコンのいい面は、電池が切れて時計が動かなくなっても、充電することにより時計の機能も復活することで、ヴァルチャーのいい面はライトが電池切れ状態になっても、時計としては関係なく使えるところです。
どちらにもそれぞれにいい面があり、もちろん見た目が違うので好みがわかれると思いますが、使用する状況に合わせて選んでいただければと思います。
バイヤー:合田圭四郎