まるで飛び回る秒針

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以前とは少し方向性が変わりましたが、相変わらずおもしろい時計を作り続けているロシア製ウォッチのシュトゥルマンスキー。

つい最近新商品が入荷したのですが、ミリタリーテイストというよりはスーツに似合うようなフォーマルなモデルが多い気がします。
入荷したモデルは、時計の時針、分針とは別に24時間で一周する赤い針を持ち合わせ、セカンドタイムを表示可能にしたGMTウォッチ。

電池を動力源とするクォーツムーブメントなのですが、初めて見た時から秒針に目が釘付けになってしまいました。

通常、時計の秒針はその名の通り針というスタイルなのですが、このワールドタイマーは針ではなく矢印形になっており、文字盤にある赤い線の上を飛ぶように動いて秒を表示してくれます。

今までの針ではなくとてもユニークな秒針で、初めて見たら思わず秒針に見入ってしまいます。

写真では全くわからないと思いますが種明かしをすると、秒針自体が透明のディスク状になっており、そこに矢印が描かれているので、まるで秒針が飛び回っているかのような印象を受けます。

王道とは少し離れた、ユニークなモデルをつくるロシアウォッチは、時計の精度というよりも、こういった遊び心が楽しい部分だとあらためて実感しました。

バイヤー:合田圭四郎

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