3月26日で終了した2015年のバーゼルワールド。今回は予定が合わず行けませんでしたが、その分いろいろなニュースは調べていました。
取り扱いブランドのニューモデルの情報も今後続々と入ってきてますので、こちらでも徐々に公開していきたいと思います。
バーゼルワールドといえば、言わずと知れた時計業界の一大イベントで、毎年3月〜4月の間に行われる、世界中の時計ブランドが集い新作を発表する展示会です。
今年のトレンドや限定モデルなどのいろいろな情報がこの時に収集できるのです。各ブランドのブースはアポイントがないと入ることはできませんが、展示会場自体はお金を払えば誰でも入場することができます。
この期間は、どこかのブランドがアニバーサリーイヤーであったり全く新しいブランドの誕生があったりと、毎日何かしらパーティーが行われます。
時計関係者のみならず、各国のセレブや有名人が訪れたりもします。
いまでも思い出すのが、ティソのブースで新作を見ている時、隣に見たことがある人がいるなと思っていたら、アーノルド・シュワルツェネッガー氏だったのです。
常にいかついボディーガードがつき、ある程度の距離から近づけないよう見張られていました。
テレビの画面の中でしか見たことない人だったので、最初はなんか見たことあるな〜と思っていたんですが、すぐにわかりました。大男というイメージがあったんですが、実際には自分と変わらないくらいの身長だったのが忘れられません。
シュワルツェネッガー氏はけっこう時計が好きなようで、以前からU-BOATなどを着用している写真を見たことがあります。
他にもブライトリングやパネライなど、いろんなブランドを使用しているようです。
そんな時計好きなシュワルツェネッガー氏ですが、なんと2015年に自身の時計ブランドを展開するようです。
文字盤には「AS」の文字が書かれており、おそらく自身のイニシャルを使用していると思われます。いくつかモデルは発表しているようですが、印象的にはやはりミリタリーなデザインが多いような印象を受けます。
なんとなくターミネーターっぽいデザインのモデルもあったりして、無骨な雰囲気が伝わる時計に仕上げられています。
価格はミドルクラスあたりに設定されていおり、おそらく日本では10万円以下が主流になるのではないかと思われます。
著名人の名前を使ったモデルはよくあります。見た目は個性たっぷりなモデルが多いのですが、中身は普通のクォーツや中国製ムーブメントだったりし、想像以上のものに巡り会えることは少ないです。
しかし、さすが時計好きなシュワルツェネッガー氏がリリースしただけあって、セリタムーブメント搭載の時計もあるようです。
老舗ブランドの新作も楽しみですが、こういった今までにないブランドが誕生するのもこの時期ならではの楽しみです。
バイヤー:合田圭四郎