2015年に注目したいブランド

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新年あけましておめでとうございます、2015年もよろしくお願いいたします。

さて2015年と言われて思い出したのが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですね。パート1は1985年から1955年へ時空を超える物語ですが、パート2は2015年の未来へタイムスリップする内容となっています。

この作品を見た当時、2015年はまだまだ先の未来という感じでしか考えていませんでしたが、パッとカレンダーを見た時にそういえばと思いだしたのです。

まだまだ一般の車が空をとぶ時代はなさそうですが、スマートフォンやGoogleグラス、アップルのAppleWatchなどのウェアラブル端末は、まるで当時の未来がそのまま実現されたかのような印象を受けます。

テクノロジーが進化していくのは見ていて楽しいですが、古典的なものが変わらず残っているというスタイルも素敵です。時計業界では、現在もいまだゼンマイの機械式時計に各ブランドが心血を注ぎ、面白いモデルが誕生し続けいていきます。

各ブランドからバーゼルワールドなどで新作の発表があるわけですが、それは3月あたりの春先のこととなります。情報が先に流れてしまうブランドもああるのですが、その前にブランドの誕生年数を知っておくとでなんとなく察しがつくようになります。

当店の取り扱いになりますが、これを知っておくだけで秋ごろから徐々に入荷しだす新作を迷うことができるのです。少しでもおやく立てればと思います。

オリス・・・2014年は110周年のアニバーサリーイヤーだったのですが、翌年である2015年は何と111年というゾロ目の年なのです。111年に一度しかない珍しい年なので、今年もオリスの発表モデルは期待できそうです。

エポス・・・機械式時計にこだわり続けるエポス今年で、ブランドが誕生したのは1980年代と時計ブランドにしては若いのですが、そのルーツは1925年なので、今年はエポスにとって90周年の記念の年になると言えるでしょう。

アエロ・・・1910年に誕生したアエロウォッチは105周年目に突入となります。現行で懐中時計を作り続ける数少ない時計専門ブランドなので、面白いモデルを創りだしてくれそうです。

モバード・・・創業は1881年と古き良き老舗ブランドですが、MOVADOの名が正式な会社の名称となったのは1905年なのです。今年は今のスタイルになってから110周年の記念の年となるのです。

マーヴィン・・・1850年創業という歴史を持つブランド。現在は時計の本場スイスで高品質な時計を開発し続けています。今のところ165周年モデルの発表は出ていませんが、社内で大改革があったようなので何かしら新しい動きがありそうです。

ウォルサム・・・懐中時計の中でも名門ブランドで、アメリカンウォッチを代表するブランドの一つと言えるウォルサム。実は上記のマーヴィンと同い年なのです。

ラコ・・・第二次世界大戦に活躍したドイツの名門パイロットウォッチ。オリジナルから変わりすぎない定番のスタイルは、何十年経過した現代でも色あせること無く世界中に多くのファンがいます。創業は1925年なので今年は90週年となります。

チュチマ・・・1845年にドイツのグラスヒュッテに誕生したブランド。古典的なパイロットウォッチや、1989年からNATO軍に制式採用されているミリタリークロノグラフが有名です。ちなみに、ミリタリークロノグラフに使われているムーブメントは、レマニア社がすでに生産を終了したレマニア5100で、チュチマ社が保有している限り生産が可能となっている希少なモデルです。
2015年で誕生170周年となる長寿ブランドです。

2015年も、おもしろいモデルが創りだされることを期待しています。

バイヤー:合田圭四郎

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