WATCHNAVI 2014年 Summer 別紙新作時計カタログ2014 10Pに、オリスの2014年発表モデルが掲載されました。
創業110周年である2014年モデルは豪華なラインナップとなっています。一番の目玉は、オリスの35年ぶりとなる自社ムーブメント、10日巻きのCal,110でしょう。8日巻きのムーブメントを製作するのでさえかなりの高度な技術が必要であり、ある程度の資本を持つブランドでないと開発できないレベルのムーブメントです。オリスがいかに実力を持つブランドであるか、証明してくれたムーブメントであると言えます。
その他個人的に注目しているモデルは、オリス初となるアートリエジャンピングアワー。12時方向にある、パッと見デイトカレンダーに見える部分が時刻表示となっており、ブルっと一瞬震える独特の動き方を一時間おきに楽しめる時計となっています。予価が50万円強と、オリスにしては高額なモデルになりますがそれなりにいい仕上げとなっています。
今までのムーンフェイズにはない、珍しい表示方法になっているアーティックスポインタームーンなんかも特徴あるモデルと言えるでしょう。今までムーンフェイズといえば、文字盤内にある窓に月齢が表示されていましたが、このモデルではインナーベゼルに月の形が描かれていて、それに合わせて針が動く仕組みとなっています。
文字盤にアウディとダブルネームが入る限定モデルも希少価値の高いモデルといえるでしょう。クロノグラフ機能をよく見ると、通常12時方向が始点になっているのに、まるでレーシングカーのメーターのように左下から動く仕組みになっている部分に個性を感じます。
今年も期待を裏切らないモデルを多数開発したオリスは、まだまだ進化するブランドとして世界中から注目されています。
ウォッチバイヤー:合田圭四郎
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